「仙台に行って来ました」
楽天−阪神戦の実況で仙台に行って来ました。
震災時には仙台空港にも津波が押し寄せ、暫く閉鎖されていましたが、一部運航が再開されて臨時便で仙台空港に降り立ちました。
空港から球場へ向かう車から見た悲惨な光景に言葉を失いました。
あれから約2ヶ月半経ちますが、未だに高速道路の両脇は車や瓦礫の山でふさがれており、地震の生々しい爪痕が残っていました。
私がこれまでメディアで見てきたものは、やはりほんの一部でしかありませんでした。
実際に初めて震災の傷痕を目の当たりにして、想像を超える甚大な被害に胸が痛み、改めて長いスパンでの復興支援が必要だと思いました。
さて実況した試合は、大学時代を仙台で過ごした金本知憲選手が逆転2ランを放ち、2−1で阪神の勝利。第二の故郷への恩をバットで返しました。
東北のプロ野球ファンへの、何よりの励ましになったのではないでしょうか。
ただし、阪神が波に乗るまでにはもう少し時間が掛かりそうです。
今の阪神は投打の歯車が噛み合っておらず、白星が先行しません。打線が振わないことは明白な事実ですが、それ以外の原因を早急に究明することが必要だと思います。
兄貴の一発が起爆剤となればいいのですが・・・。