「SONY・OPEN・IN・HAWAII」
先週末、ハワイオアフ島のワイアラエCCで行われた、PGAツアーの“ソニー・オープン”を観に行って来ました。
ハワイアン・オープンが前身のこの大会は、1999年からソニー・オープンと名前を変えて今大会が13回目。毎年日本からも数々の精鋭達が出場しています。
中でも丸山茂樹プロはこの大会に13年連続出場。
その丸山プロが今大会、大爆発しました!!
木曜日の初日が雨で中止となり、金曜日、土曜日が予選ラウンド。土曜日の予選が終わって丸山プロは首位タイに浮上し、翌日曜日の決勝36ホール勝負に。
「感動しました!!」
丸山プロ自身、久しぶりのアメリカPGAツアーでの優勝争い。その重圧、そして36ホールの長丁場。41歳という年齢を考えても体力、気力共に限界ギリギリでの一日だったはずです。
日頃から体の不調などを聞いている同年齢の私には痛いほど分かりました。
しかし疲れなど微塵も見せず、カメラを向けられれば常に丸ちゃんスマイル全開、アメリカのギャラリーの声援にも応えていました。
試合終盤は36ホールの疲労からか、ドライバーショットだけが少々ぶれていたように見受けられましたが、度重なるピンチを巧みなリカバリーショットで何度も凌ぐ丸山プロ。
生で観戦していたからこそ、微妙な難易度も直に感じ取ることが出来、優勝戦線からは離れても最後まで粘り強くパーを拾い、巡ってきたチャンスでバーディーを奪っていくその姿に、とても感動しました。
結局、丸山プロは7位タイという結果に終わりましたが、2年ぶりの米ツアートップ10に「シーズンが開幕したばかりのこの時期に優勝争いができたし、最終組で戦うことができたので満足です!」と晴れ晴れとした表情で振り返っていました。
試合後、日本ツアー選手の皆さんとの打ち上げにも参加させて頂きましたが、丸山プロの善戦もあって食事会は大いに盛り上がりました。
丸山プロ、今年は春先からやってくれそうです!!
おまけ。
マスターズと全英オープンでそれぞれ3勝を挙げ、世界ランキング1位に97週在位、生涯通算40勝を挙げ世界殿堂入りも果たしているイングランド出身の往年の名プレーヤー、ニック・ファルド氏もテレビ解説で来ていました。