「全国大会・組み合わせ決定!」
22日、第89回全国高校サッカー選手権大会の組み合わせ抽選会が東京・日本テレビで行われました。
大阪代表の関大一高は昨年ベスト4の実績から、今大会はシードで1月2日の2回戦からの登場。相手は山形県代表の羽黒高校に決まりました。
羽黒高校の中心選手は、ブラジルからの留学生パウロ。チャンスには必ず絡んでくる攻撃の起点になる選手です。また、山形県大会決勝では1−2のビハインドの中、試合終了間際のラストプレーで同点に追いついたという粘り強さも特徴です。
前回大会でベスト4に入った関大一高を初戦で迎えるにあたり、この1ケ月は関大一高対策を入念に施してくるでしょう。
奈良県代表・初出場の香芝高校は12月31日の1回戦、同じく初出場の神奈川県代表の座間高校との対戦が決定。
座間高校は、激戦区・神奈川を勝ち抜いたチームですので、チーム力は確実に備えているはずです。
両チームとも、昨年までは12月になれば新チーム体制になっていたわけですから、ここからの1ケ月は初めて経験する未知の期間。勝敗はどちらがこの1ケ月で充実した時間を送れるかに掛かってくると思います。
抽選会の後は、全国から集まった系列局のアナウンサーやスタッフで深夜まで決起集会をしました。
高校サッカーに携わって19年。毎年のことですが、今年も期待感でいっぱいです。
第89回全国高校サッカー選手権大会は12月30日に開幕。今年はどんなドラマが生まれるのでしょうか。
高校生達の熱い戦いに乞うご期待!!