「13年ぶりの優勝!!」
先週のキャノンオープンで、横田真一プロが13年ぶりに2勝目を挙げました。
仕事から帰って来て、録画しておいた横田プロの優勝シーンを観て、思わず私ももらい泣き・・・。
横田プロにとって、とても長く苦しい1日だったでしょう。
私が大学4年生の時に横田プロは1年生。大学は違いましたが、試合では度々顔を合わせていました。
横田プロは、よくトッププロのスイングの物真似を練習場で披露し、周囲を笑わせていましたが、これがとても似ていました。あの頃はジャンボ尾崎プロが賞金王を続けていた時代で、よくジャンボの物真似もしていたのですが、物真似をする内に横田プロ自身の普段のスイングもジャンボのスイングに似てきたことを思い出します。
ゴルフのスイングに限らず、物真似は誰にでも出来るものではありません。物真似をするにはまず相手を観察してその特徴を掴み、それを自分に上手く反映させなければいけないのですから。それだけ横田プロはゴルフを客観的に分析するセンスが優れていたということです。
横田プロは深堀プロと仲が良いというのもあり、卒業後も一緒に食事に行ったりなどお付き合いさせてもらっていますが、とにかく周囲への気配りは完璧。大学時代の先輩をしっかり立て、ユーモア溢れるトークで食事の場を盛り上げてくれます。横田プロの周りにはいつも笑いが耐えません。
また、私が自分のゴルフスイングについて悩んでいることを横田プロに投げかければ、そこが飲食店であろうが道端であろうが即席レッスン会が始まり、私が完璧に理解するまで横田プロの指導は終わりません。
これまでのプロ生活16年、良いことばかりではなく辛いことの方が多かったと思いますが、どんな時でも実直に人生を歩んできたからこそ、優勝という最高の瞬間を13年ぶりに迎えられたのではないでしょうか。
横しん、本当におめでとう!!