「長崎で同窓会」
先週末、国内ツアーのメジャー第一戦となる
「日本プロゴルフ選手権」の取材で長崎県に行って来ました。
トーナメント会場は、
「パサージュ琴海アイランドゴルフクラブ」
長崎半島の内海、大村湾に面していて、アイランドいうその名のとおり
「一つの島がゴルフ場に」という初めて体験するような雰囲気でした。
(実際には陸続き)
さすが、メジャー大会。グリーンの難易度の高さには驚きました。
硬いグリーンに無数のマウンド(コブ)があり、一筋縄では行かない
ようなセッティング。
優勝した谷口プロ、最後まで喰らいついた平塚プロと藤田プロ。
流石でした。
取材の後は、久しぶりに明治大学のゴルフ部の同級生で、
現・選手会長の深堀圭一郎プロと食事に出掛けました。
大学時代は私が主将で深堀プロが副主将。
「チーム切ってのエースだった深堀に少しでも負担をかけないように」と私が主将に指名されたのですが、実際は深堀に助けてもらうことばかり。
当時から、きっと皆さんが深堀にお持ちの印象そのままの、とても爽やかで誠実な好青年でした。40歳を過ぎた今でも印象は全く変わりません。
深堀との一番の思い出は、一緒にコンビを組んで出場した大学4年生の時の「関東大学対抗マッチプレー選手権」での優勝。
当時無敵といわれた日大を破っての快挙に「大金星」と大学内でも謳われました。
食事中、ゴルフの話しはほとんどせずにワイワイ楽しく昔話しに
花が咲きましたが、最後の話題は・・・
「40歳を越えてから如何に自分自身を高めていく事が出来るか」。
一流アスリートと三流アナウンサー。立場は違えども、寄る年波の悩みは一緒でした。
深堀は昨シーズン、足の怪我により9月から全試合を欠場。
今シーズンに再起を賭けています。
今回の取材で見たところ、今の深堀のゴルフの調子は上々!!
試合から離れたブランクも解消されつつあるので、優勝争いに絡んで
くる日も近いでしょう。緊張感高まる状況でプレーすれば、本来の自信を完全に取り戻してくれると思います。
大学を卒業する時に2人でした
「深堀の優勝を小澤の実況で」という約束。
この長崎の夜に改めて誓いました。
でも、もしそんな日が来たら、きっと涙で実況できないかも・・・。