「THE OPEN」
7月に開催される全英オープンゴルフのアジア予選が
先日、マレーシアのクアラルンプールで行われました。
この大会の上位4人に世界四大メジャーでも最も歴史のある
全英オープンの出場権が与えられます。
全英オープンの正式名称は
「THE OPEN CHAMPIONSHIP」。
大会名に“ゴルフ”も“全英”も付いていません。
他に区別するものが無い、唯一無二の存在だからこそ
付けられた名称がその権威を物語っています。
その4枚の切符を狙ってアジア各国から錚々たるメンバーが
このアジア予選に出場しました。
熾烈な争いの中で首位に輝いたのは藤田寛之プロ。
私の見る限り、今最も安定しているプレーヤーと言えるでしょう。
全英オープンには2回目の出場となります。
藤田プロは学生時代の同年代、学年は私が一つ上ですが、
学生時代からショートゲーム(アプローチ&パッティング)の
センスは卓越したものがありました。
キャリアを重ねるごとに成績を着実にあげていくところに、
精神的な強さが表れています。
そして2位には以前このブログでも“韓国の石川遼”と紹介した
18歳の「ノ・スンヨル」が入り、見事全英オープンの切符を
手にしました。
前週には欧州ツアーのメインバンク・マレーシアオープンでも
初優勝を飾っています。早速その実力を見せてくれましたね。
分かりやすく伝えようと「韓国の石川遼」という表現をしましたが、
彼にもうその呼び方はふさわしくないですよね。
全英オープンではもしかすると石川遼との対決が見られるかも
しれません。日本ツアーにも今季から参戦するので活躍が楽しみです。
ちなみに6月に開催されるミズノオープンよみうりクラシックも
「THE OPEN」の国内最終予選になっており、上位4人に
全英オープンへの切符が与えられます。
私も勿論その切符を狙うつもりでアマチュア予選会から挑戦して
いきます!!(笑)