「関大一高、夢の国立決めた!!」
関大一高が準決勝の舞台、
夢の国立競技場への進出を決めました!
関大一高としては初の国立、
大阪勢でも32年ぶりという快挙です。
突出したスター選手がいない中でのこの快進撃。
関大一高の魅力は何といってもチームの一体感。
マネージャーを置かずに洗濯や荷物運び、
その他雑用などを全て自分達でこなし、
みんなが仲間の為に働いています。
それが試合でのチームスタイルにも反映されています。
準々決勝・藤枝明誠戦でのハーフタイム。
私もロッカールームに入れてもらい、
佐野監督の指示を聞きました。
「攻め倒してこい!後半も先に1点を取ってこい!!」
指示の内容は攻めに関することのみ。
守りや相手に関する話しは一切なし。
どれだけリードしていても、最後まで集中力を切らさずに
果敢にゴールを狙って行く関大一高イレブンの姿は、
佐野監督自身の姿でもあります。
監督が向って行く方向に選手全員が向かって行く、
勝利への凄まじいまでの執着心を感じました。
藤枝明誠との間に実力の差はありませんでしたが、
攻める気持ちの強さで関大一高が勝ったのだと思います。
私は今大会、関大一高のリポーターを務めていますが、
一つのチームをこれ程追いかけるということは久しぶりだったので、
じっくり関大一高の選手達と向きあい、今日よりも明日と、
日に日に強くなっていく選手達の成長ぶりに驚かされ、
とても勉強させられています。
選手達やチームスタッフの皆さんと喜怒哀楽を共にし、
自分も一緒に戦っているつもりで中継にも臨んでいます。
ここまできたら後は前へ進むのみ!!
準決勝は1月9日、14時25分キックオフです。
対戦チームは今大会注目の柴崎選手はじめ、
3人のU−17、18の日本代表選手を有する、
優勝候補の青森山田高校。
とても面白い戦いになりそうです。
「月まで走れ、関大イレブン!!」是非ご覧ください。