スペインで、リーガ・エスパニョーラを生観戦して来ました!!
リーガ・エスパニョーラとはスペインのサッカーリーグ。
世界最高峰のリーグです。
日本代表の中村俊輔選手も現在このリーグでプレーしており、
バルセロナに本拠地のある「エスパニョール」というチームに
所属しています。
本当は、
現在リーグ首位で、サッカーファンなら世界中誰でも知っている、
クラブチーム世界ナンバー1の「FCバルセロナ(通称バルサ)」
の試合を観戦したかったのですが・・・。
スペインリーグは基本的に週に一度しか試合が無く、
日程上バルサの試合は観戦出来ませんでした。
しかし、
現在リーグ3位につけ、多くのスペイン代表選手を抱える
名門「バレンシアCF」の試合を、本拠地バレンシアの
「メスタージャ・スタジアム」で観戦することが出来ました。
一日の行動がゆったりしているスペイン人に合わせて
キックオフは21時。
チケットは当日購入でゴール真後ろの2階席のチケットをゲット。
スタジアムは3階席までグルッと一周見渡す限り、
人の波で溢れていました。
翌日の新聞で確認するとその日の観衆は5万人。
甲子園球場の阪神戦にも勝る熱烈な声援とものすごい熱気で、
その日は気温が低かったはずなのですが、
スタジアム内は暑く感じたぐらいです。
それにしても、選手一人一人の技術レベルの高さには驚きました。
おそらくサッカーに興味のない人が見ても、
レベルが違うなという印象を受けると思います。
選手達はボールをまるで体の一部のように自由自在に操っています。
そして流れるような華麗な攻撃。
バレンシアの戦い方は、スペイン代表のストライカー・ビジャを
先頭に置いて、その後ろに控える3人の攻撃陣が自由に動きまわり
相手の背後に間隙をぬって飛び出してきます。
ボールが心地いいリズムで動かされ、
どんどん廻っていくので見ていて飽きません。
そしてサポーター達のサッカーを愛する姿。
選手がシュートを打つ度にそれが入らなくても
5万人の大観衆がスタンディングオベーションで
大きな拍手を送ります。
点が入るか入らないかは別にして、
シュートを打つという事自体が賞賛に値するのでしょう。
日本ならシュートが外れればサポーターからは
大きなため息が漏れてきますけれど。
また一つ一つのプレーに心から一喜一憂したり、
解説を付けたり、それは一緒に戦う12人目のプレーヤーの姿でした。
本当に目に入るもの全ての次元が違うという感じ。
この世界屈指のスケールの大きさに圧倒されている内に
あっという間に90分が過ぎて試合終了。
スポーツを観戦に来たというよりは、
アクロバティックなショーでも観に来たかのような印象を受け、
いつまでも興奮が冷めやりませんでした。
今回リーガ・エスパニョーラの試合を観戦して、
私の中のサッカー観が変わったような気がします。