青と赤の絶景(4) ( スポーツ ) > ( アメフト )
守備の要:池田負傷で大ピンチだった守備陣も、
主将池永のプレーで1つにまとまり学生日本一3連覇を飾った関学。
もう1つ足らなかったピースががっちりはまった。
キッカー三輪(3年)のフィールドゴール(FG)がようやく成功。
手術をした後のシーズンであったり、
スナッパー&ホルダーとのコンビネーションの不具合などもあり、
実はリーグ戦で1度も成功していなかった。
歴代名キッカーを生んだ関学。
先輩達も、キッカーにしかわからない苦しみに心を寄せて励ましていた。
アメフトにおいてFGの重要性は周知の事実。
悩みに悩んで、苦しみぬいたその先には、この笑顔がありました!
↓
鳥内監督も「これでFGという選択肢も視野に入れられる」と安堵の表情だった。
その鳥内監督を…
いや、父を真の日本一の監督にしたい!
次男:將希は4年生になり副将を務めながら心に決めていた。
高等部時代、公式野球部で70年ぶりに夏の甲子園へ出場。
最も身近だったアメフトは大学に入ってから始めた。
父とのことばかり聞かれ嫌気がさした時期もなかったわけではない。
だが、アメフトを知れば知るほど、やればやるほど父が大きな存在になった。
『過去2年は社会人に敗れて終わった。
最後に勝って父を真の日本一にできるのは今季がラスト。必ずや・・・』
ライスボウルの相手は3年連続オービックに決まった。
全国に数多く大学はあれど、
取材を通してわかった関西学院大学の素晴らしいところがある。
それは何か?
最終章⑤へ続く