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尾山憲一(ytvアナウンサー)『スポ根劇場尾山の大将』

出張なくなりました・・・(T_T) ( プロ野球 ) > ( 阪神 ) 

うぅ~~~今日から東京ドームへ行ってるはずやったのになぁ~(T_T)


阪神タイガースは広島カープに完敗…
2013年シーズンが終わりました…


まぁ~勝った負けたは勝負の世界だから仕方のないことですが、
連日取材をしていて残念だったのが、
シーズン上位だった阪神がどっしり構えられなかったこと。


セリーグのクライマックスシリーズは
シーズン中とは違い予告先発ではありません。
対戦相手に先発投手の情報がもれないようにと攪乱戦法を取ったり、
我々報道陣に伝えられないようにと取材規制を敷いたりしました。


そのこと自体決して悪いことではないんですよ。
でも、そんなに焦らんと、4.5ゲーム差離しての2位チームとして、
どし~っと下位チームと相対して欲しかったんです。


そんな中、初戦の先発をルーキー藤浪に託しました。
何も初戦を藤浪に託した事がダメだったと結果論を言うつもりはありません。
ただ、チーム一丸となるには、それなりの説得力というか納得度が必要なはずです。


だとすると・・・


シーズンや後半戦の開幕を任せ軸としてローテーションを回してきたメッセンジャー
WBC日本代表でもあり、宿敵巨人戦全カードにぶつけたエース能見
このどちらかで正攻法でいくべきでした。
1勝1敗になった時に藤浪では荷が重すぎるという考えなら私はむしろ逆かと…
甲子園春夏連覇の右腕はそんな時ほど無類の力を発揮するんですよ!きっと!


推測するに・・・
「対広島戦の相性やマエケンと投げ合って唯一勝っている投手」
と客観的なデータでは好材料。
仮に負けたとしても翌日メッセ、翌々日能見で2勝という考え方。
ある意味、リスクマネージメントなのはわかるのですが・・・


一方の広島は、
初戦の先発は堂々とエース前田健太で臨み、
4番キラのひと振りで試合を決めました。
エースと4番という【柱】の存在で勝負あり!でした。


勝負事はもちろん負けたら意味はありません。
ですが、要は負けを納得できるかどうかなんです。


奪三振王メッセンジャーで負けたら仕方ない・・・
エース能見で負けたら仕方ない・・・


それが
『エース能見が投げないで敗退した』という事実だけが残ってしまいました。


またもや短期決戦で敗退した事実に怒号をあげた阪神ファン。
嘆き悲しんだ阪神ファン。
そんな阪神ファンを最後の最後に救ったのは神様のひと振りでした!


代打の神様:桧山の引退ホームランに関しては、明日執筆します!


敬称略

投稿者: 尾山憲一 日時: 2013年10月16日(水) |

アナウンサー