ハッピーハロウィーン! ( よもやま話 )
Happy Halloween!!!
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今日10月31日はハロウィンのようですね。
ytvの食堂も華やかにデコレートされています!
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ダウンタウンDXやブラマヨさんの?の缶詰などのイラストでおなじみの
仲里カズヒロさんに毎月似顔絵イラスト描いて頂いております。
10月はハロウィンバージョンでした。
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こちらは阪神タイガースバージョン!
また折を見て2013年の月アイコンをアップしますね!
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Happy Halloween!!!
パリーグ優勝チームの東北楽天がCSファイナルで千葉ロッテを下し、
球団史上初の日本シリーズへ駒を進めました。
リーグ優勝おめでとう!
に次いで
2度目のおめでとう!
ですね。
04年の近鉄球団売却から、某IT企業による買収騒動、
楽天が名乗りをあげ、球団を保有するまでの経緯をつぶさにみてきたので、
何とも言えない気持ちです。
皆さん04年オフの分配ドラフトを覚えていますか?
合併球団となったオリックスに獲得優先権があり、
オリックスが先に両チームのいい選手を中心に選択しました。
物議を醸しましたが自分の意思を示した岩隈(現マリナーズ)と
大阪近鉄最後の選手会長だった礒部(現楽天2軍コーチ)を除いて、
楽天はそれにもれた選手と他球団を戦力外になった選手達からのスタートでした。
あの時、楽天へ移籍の形となった選手の表情たるや…
あれから9年…
絶対エース田中将大を中心に、打線の軸はAジョーンズ&マギー
太い【柱】ができたからこそ、わずか9年で頂点へたどり着いたのでしょう!
阪神との交流戦中継を担当するにあたり、
今季、05年の楽天元年から在籍している選手を探しました。
元近鉄の高須・牧田、元オリックスの中島、元中日の小山
この4選手だけでした。
ですから今のチームに当時の寄せ集め感はありません。
地元と共に自前で育てた立派なチームです!
ある時からまったく新しい球団になりました。
飛ばないボール、且つ、打てないチームとあらば、
地味でも泥臭い野球で最少失点を守り抜く野球を展開しました。
今季は主砲獲得で攻撃に幅が加わりました。
野球の質は、歴史ある名のある他チームより高くなったのではないでしょうか。
楽天創成期に在籍し、今はユニフォームを脱いでいるOBは皆、
9年目でのリーグ優勝を喜んでいました。
それだけ苦楽があったのでしょう。
今週末、
パリーグ王者として巨人と2013年最高峰の戦いが始まります。
中日・阪神、そして楽天と3球団で優勝監督になった星野さんも、
日本一という頂きはまだ見ぬ世界・・・
しかも、打倒巨人が生き甲斐の星野監督なだけに、
巨人を倒しての日本一とあらば涙なしでは語れないことになるでしょうね。
敬称略
♪この~一打に賭けろ~
♪気合~いで振り抜~けよ~
♪誰~もお前を止められぬ~
♪桧山~よ突っ走れ~
阪神2-7広島
2位阪神が3位広島に追い詰められた9回ウラ、
聖地甲子園の1塁側とライト側の右半分から
桧山のヒッティングマーチの大合唱が始まった。
本人も、ファンも、これが最後の最後の打席であることを認識していた。
マウンドは広島守護神ミコライオ。
あとアウト1つ取ればCSファイナルへの進出が決まる。
力みもあったのかもしれない…
205cmの長身から投げ下ろされた150k/hオーバーの1球…
逆に無心で力みのなかった桧山が振り抜いた打球はライトスタンドへ
2011年中日岩瀬から放って以来、
2012年も2013年(今季)も打てなかったホームランを
現役最後の最後の打席で放ったのだ。
誇らしげにダイヤモンドを一周する笑顔の桧山…
スタンドの阪神ファンの目には涙・・・
『やっぱり野球の神様はいたんですね…』
暗黒時代と言われた90年代、4番としてチームを支えた。
球団がFAやトレードで主力選手を獲得、彼らがチームの中心となる中、
生え抜き選手として新加入選手を溶け込みやすくするよう配慮したりもした。
いつしか、スター(4番)の座から代打へと立場が変わった。
自身が手にしたFAを行使して活躍の場があるチームへと移籍する手段もあった。
しかし、桧山が選んだ残留という道は、
試合出場の保障もない、移籍とは真逆のいばらの道だった。
この決断に元祖代打の切り札:川藤幸三は
『いい選択をした。でも乗り越えるには相当厳しいぞ。
ただ、乗り越えた先にはとんでもない何かが待ってるぞ!』
そんなエールを送った。
大先輩にあたる川藤幸三とは公私に渡ってアドバイスをもらう間柄だ。
『代打はレギュラーじゃない。補欠だということを自覚しろ。
ただ、代打の切り札は補欠の中のレギュラーだからな』
そんなやり取りをしょっちゅう見させてもらった。
常に野球に真正面から向き合い、
周りの人への感謝の気持ちを忘れず、
集まる仲間を大切にする男。
自分の私利私欲だけに生きてきた人には神様は絶対に降臨しない。
野球選手に限らず、誰しもに言えることだ。
歓喜に沸く甲子園・・・
その喧騒の中、次打者が三振に倒れ、試合は終わった。
だが、試合終了の事実を忘れさせてくれるほど、場内は感動に包まれていた。
2013年10月13日
何も変わらずまたもや短期決戦で勝てずにシーズンが終わるのか…
怒りを通り越してあきらめムードが漂う甲子園。
誰もがこのまま帰路に着くことを予想していた試合終盤にドラマが待っていた。
8回ウラ、1点を返しなおも1死1・2塁で打者1番西岡。
展開上、2番に投手を入れていた阪神は次打者で桧山をスタンバイさせた。
この日先頭弾を放った西岡がつなげば最高の盛り上がりで桧山登場のはず…
しかし・・・
まさかのダブルプレーでイニング終了・・・
代打の神様と呼ばれ、ここ一番での勝負強さを発揮してきた桧山を
9回ウラ先頭打者で起用するほどナンセンスなことはない…
誰もが引退する桧山の最後の勇姿を見ることなく試合終了を予感した。
予想通り、9回ウラ先頭、投手の打順で指名されたのは上本。
次は3番鳥谷、4番マートンだけに、三者凡退ならば桧山の出番はない。
個人的にため息をつきながらの取材となった。
上本・鳥谷倒れて2アウト。
打席に向かうマートンとほぼ時を同じくして姿を現したのは桧山だった。
球場右半分に
『マートン頼む!桧山まで回してくれ!!』
そんな空気が充満した。
マウンドはカープ守護神ミコライオ。
16年ぶりのAクラス・初のCS進出に沸く広島ファンの願いは
‘早く27個目のアウトを取ってくれ・・・’
キャッチャー石原はインサイドに構えるが、ミコライオの投じた一球は、
石原の要求とは逆サイドの外角へ・・・
来日4年で3回目の最多安打を獲得した安打製造機マートンは
その甘い球を逃さなかった。
桧山に回った!
マートンライト前ヒットで出塁!
試合展開上、現役最後の最後の打席に向かう桧山は、
1塁ベース上のマートンへアイコンタクトを送った。
映像を見る限り、口元で『ありがとう』と言っていたように見えた。
さぁ~正真正銘!
タイガースひと筋22年、桧山進次郎、現役最後の打席…
球場右半分から桧山のヒッティングマーチの大合唱が始まった。
♪この~一打に賭~けろ~
♪気合い~で振り抜~けよ~
♪誰~もお~前を止められぬ~
♪桧山~よ突っ走れ~
この後、期待はしながらも、誰もが予想もしていなかった結果が!
やはり野球の神様は存在したんだ…
記者席で目頭が熱くなった瞬間だった。
続く
敬称略
連日取り上げている阪神CS敗退に関しての見解。
色々な要因があったとしても、勝てばよかったんです。。。
『勝てば官軍、負ければ賊軍…』
勝負の世界、やはり結果なんです。
思えば、7月末、DeNAに甲子園で3連敗したあたりから歯車が狂い始め、
8月終わりの直接対決@東京ドームでの3連敗が大ダメージとなりました。
ある主力選手は
『あの3連敗はショックだった…
あれから心と身体のバランスが崩れて…9月はどうしようもできなかった』
と振り返りました。
プロフェッショナルな世界はいかにメンタル(精神)が大切か…
勝っても首位巨人に追いつかない・・・
負けても3位チームから追い上げられない・・・
9月はこの何とも言えないまったり感が充満しておりました。
その間、着々とマジックを減らした巨人が優勝を決めるのですが、
一方のタイガースは2位を確定できないままの日々が続いたのです。
その先に、CSという舞台が用意されているにも関わらず、
消化試合のような気のない試合が続きました。
いや、消化試合の方が若手に切り替えられる点ではまだマシだったかもしれません。
結局、何も変わらないままCSへ突入し、
何も変わらない試合展開で終焉を迎えようとしたのです…
このまま終わったらファンの怒号は抑えられないだろうな…
そう思いながら、9回ウラ2死1塁、打席は今季で引退する桧山。
球場の右半分からヒッティングマーチの大合唱が始まったのです。
♪この~一打に賭~けろ~
♪気合い~で振り抜~けよ~
♪誰~もお~前を止められぬ~
♪桧山~よ突っ走れ~
間違いなく最後の最後…
阪神ファン魂の叫びに野球の神様が呼応し、
桧山に降臨したのです。
連載ものっぽくなって申し訳ありません。
桧山の引退HRに関してはやはり明日になりそうです。
m(_ _)m
敬称略
クライマックスシリーズ1stステージで完敗し、
巨人が待つ東京ドームへ行けなかった阪神。
初戦はエースと4番という相手の【柱】に阻まれ、
2戦目は西岡の先制弾は出たものの、
その後、8回先頭の新井がヒットを打つまでノーヒットだった打線。
持ちこたえられなかった投手陣…
残念ながら負けるべくして負けた短期決戦でした…(T_T)
残念ながらシーズン終盤と同じような負け方でした…(T_T)
ですが、これは必然かも?
と感じたエピソードが取材を通してありました。
外国人選手とプレーオフの話をすると…
●メッセンジャー
『約10年前AA時代に経験あるよ。あの時は先発が崩れて緊急登板。
5回2/3投げて0点に抑えたよ。ついでにホームランも打ったんだ!』
●スタンリッジ
『07年ホークス時代、1勝1敗の3戦目千葉で成瀬と投げ合ったんだ。
残念ながら4点取られて勝てなかったけどね。
2010年は3戦目予定だったんだ。巨人に連敗してノーチャンスだったけど…』
●ボイヤー
『2005年ブレーブスに在籍していた時に出場したんだ!
その時は投手王国って言われていて僕にとってもベストシーズンだったよ』
●マートン
『2007年カブス時代に出たよ。第2戦にスタメン出場したんだ。興奮したよ!』
と、各選手が目を輝かせながら話してくれたのです。
ポストシーズンへは‘選ばれし者’しか出られない。
ものすごく‘光栄’だし‘喜ばしいこと’なんだと。
比べて、日本人の主力選手は口を揃えて
「これまでと変わらずやる」とか「シーズンと同じ」とか…
シーズンと同じでいいの???
終盤大失速したのに???
短期決戦はシーズンと違ってトーナメントとほぼ同じ。
ならば心構え含めて【別モノ】と考えないといけないでしょ!
だから負けるべくして負けたのです。
だからシーズン終盤と同じように負けたのです。
ごめんなさい・・・
神様:桧山の引退ホームランの話は明日に持ち越しです…
敬称略
うぅ~~~今日から東京ドームへ行ってるはずやったのになぁ~(T_T)
阪神タイガースは広島カープに完敗…
2013年シーズンが終わりました…
まぁ~勝った負けたは勝負の世界だから仕方のないことですが、
連日取材をしていて残念だったのが、
シーズン上位だった阪神がどっしり構えられなかったこと。
セリーグのクライマックスシリーズは
シーズン中とは違い予告先発ではありません。
対戦相手に先発投手の情報がもれないようにと攪乱戦法を取ったり、
我々報道陣に伝えられないようにと取材規制を敷いたりしました。
そのこと自体決して悪いことではないんですよ。
でも、そんなに焦らんと、4.5ゲーム差離しての2位チームとして、
どし~っと下位チームと相対して欲しかったんです。
そんな中、初戦の先発をルーキー藤浪に託しました。
何も初戦を藤浪に託した事がダメだったと結果論を言うつもりはありません。
ただ、チーム一丸となるには、それなりの説得力というか納得度が必要なはずです。
だとすると・・・
シーズンや後半戦の開幕を任せ軸としてローテーションを回してきたメッセンジャー
WBC日本代表でもあり、宿敵巨人戦全カードにぶつけたエース能見
このどちらかで正攻法でいくべきでした。
1勝1敗になった時に藤浪では荷が重すぎるという考えなら私はむしろ逆かと…
甲子園春夏連覇の右腕はそんな時ほど無類の力を発揮するんですよ!きっと!
推測するに・・・
「対広島戦の相性やマエケンと投げ合って唯一勝っている投手」
と客観的なデータでは好材料。
仮に負けたとしても翌日メッセ、翌々日能見で2勝という考え方。
ある意味、リスクマネージメントなのはわかるのですが・・・
一方の広島は、
初戦の先発は堂々とエース前田健太で臨み、
4番キラのひと振りで試合を決めました。
エースと4番という【柱】の存在で勝負あり!でした。
勝負事はもちろん負けたら意味はありません。
ですが、要は負けを納得できるかどうかなんです。
奪三振王メッセンジャーで負けたら仕方ない・・・
エース能見で負けたら仕方ない・・・
それが
『エース能見が投げないで敗退した』という事実だけが残ってしまいました。
またもや短期決戦で敗退した事実に怒号をあげた阪神ファン。
嘆き悲しんだ阪神ファン。
そんな阪神ファンを最後の最後に救ったのは神様のひと振りでした!
代打の神様:桧山の引退ホームランに関しては、明日執筆します!
敬称略
誠実さと厳しさと熱さをもった男がまたひとりグラウンドを去りました。
尊敬している同い年のヤクルト宮本慎也の引退試合…
本人に涙無く、ご家族や同僚選手、ファン…周りに涙あり。
『人間、産まれた時は自分が泣いて周りが笑うけど、
死ぬ時は自分は笑い周りが泣く…』
私、そんな人生を送りたいと常々思って生きているだけに、
改めて今日の宮本慎也のラストシーンに感動すると同時に
やはり尊敬できる人間だったと再認識。
19年間お疲れ様でした。
400打席以上【犠打】という自己犠牲がありながらの2000安打達成は
唯一無二の大打者だと思います!
後輩へいつも厳しい言葉を投げかけているのは、後輩とチームへの愛情があふれているから。
一番嫌いなのは、自分勝手な自分さえよければいいとプレーしている選手。
こういう選手がいたからこそ戦力が整わなくてもチームは上位にいたんです。
(今季はケガ人多数のため残念でしたが…)
チームはもちろん、選手会会長、JAPANでも主将を務めるなど、
彼の人間性の素晴らしさは私が語らなくても十二分にご存じですよね。
私、そんな彼と出会えて本当に幸せです。
来季以降、放送席でご一緒できたらいいなぁ~
昨日は私より1学年下の広島の前田が…
今日は私と同学年のヤクルト宮本が引退試合をしております。
そして私の1学年先輩である我らが阪神桧山さんのラストゲームが、
いよいよ明日に迫りました。。。
桧山さんに関しての想いは先日の投稿をご覧頂くとして…
この間、10月1日の試合で感動的な出来事がありました。