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尾山憲一(ytvアナウンサー)『スポ根劇場尾山の大将』

キャンプ取材記 【オリックス編】 ( プロ野球 ) > ( オリックス ) 

今日から3月。いよいよオープン戦が本格化していきます。


今年は業務内容等の関係もあって、
パリーグのキャンプは一切行けませんでしたが、
セリーグとの対戦相手としてオリックスだけは
チェックできました。


2・18阪神との練習試合@宜野座でチームバスを待ち、
到着してすぐに岡田監督へ挨拶させて頂きました。


尾山 「監督、今シーズンもよろしくお願い致します!」

岡田監督 『おっ…おぅ~』


言葉は少ないながらも、
いつもと変わらない岡田監督のリアクションでなぜか嬉しい瞬間…


今季のパリーグは、
主力選手がFAやポスティングでチームを離れ、
戦力ダウンしているチームが多いと言われている中、
オリックスは確実な補強を展開し、逆にプラス材料だらけです。


中でも韓国リーグで2度の三冠王に輝いた
李大浩(イ・デホ)選手に注目が集まります。
韓国国内メディアも多数来日して取材に奔走していました。


194cm130kgの巨漢ながら、
すべての関係者や評論家が「柔らかい」と評するその打撃。
単なるパワーヒッターではなさそうです。
さらに、過去、日本の野球や文化にナーバスになる韓国選手が多かった中、
イ・デホ選手は‘われ関せず…’のような落ち着きっぷりです。


宮古島での一次キャンプ終え、
移動してきた沖縄本島では練習する球場なく遠征続きだったため、
ご覧のように、他球団のブルペンを借りて投球練習する姿もありました。




元々投手力は厚いのに加え、
李大浩の補強+昨年4番で悔しい想いをしたT-岡田の奮起があれば、
昨年、「毛」の差でCS進出を逃した
チーム全体の屈辱を晴らせるシーズンになれるはずです。


戦力面では優勝候補筆頭と言っても過言ではないオリックス。
移籍が不成立で中島選手が残留した西武とどっちが上位に来るか?
川崎・和田・杉内・ホールトンが抜けたソフトバンクに、
ダルビッシュ不在の日本ハム。
田中将大孤軍奮闘(であってはいけませんが…)の楽天、
日本一から最下位の千葉ロッテ…


3・30セパ同時開幕のパリーグからも目が離せません!

投稿者: 尾山憲一 日時: 2012年03月01日(木) |

アナウンサー