残念な伝統の一戦… ( プロ野球 ) > ( 阪神 )
秋晴れの3連休に野球の聖地:甲子園球場で行われた阪神巨人戦は、
3日間ともデーゲームで、家族連れ含めて大観衆でした。
4位阪神と3位巨人のゲーム差は2.0
阪神が3連勝すれば順位が入れ替わる展開であり、
逆転優勝するためには‘もう負けられない’タイガースに、
大勢のファンは本拠地での戦いに熱い声援を送りました。
一方の巨人は、阪神戦だけを考えれば1勝すれば問題ない差でしたが、
あくまでも優勝を狙うためには、首位ヤクルトとの差を縮めたいところ。
今季は開幕が遅れ、10月中旬から下旬まで戦いが続くとはいえ、
特に下位チームは一戦必勝、1球1球に集中して挑むべき時期。
ですが…
両チームともに、つまらないミスが相次ぎ、
そのミスが勝敗に直結する3連戦となってしまいました。
もちろん、選手はミスをしたくてしているわけではありませんが、
同じミスでも、集中を欠いたようなミスが目立ちました。
ご存知の通り、3試合の結果は「1勝1敗1分」
手に汗握り、1球たりとも目が離せない戦いの末の
「1勝1敗1分」ならば誰もが納得するものの、
何だか気の抜けた3試合だったと言わざるを得ません…
この3連戦の前に、
甲子園球場に隣接されている『甲子園歴史館』に行きました。
過去、宿敵巨人に立ち向かったシーンを中心に、
栄光の歴史が展示されていました。
巨人を倒すためにガムシャラになった阪神と受けて立った巨人。
村山vs長嶋
江夏vs王
掛布vs江川
など、
チーム同士の戦いとは別に選手個々の戦いにもファンは酔いました。
先人達が築いてきたからこそ言われる「伝統の一戦」
昨日までグラウンドで戦った選手達は、
その名に恥じない戦いをしたかどうか???
3日間でのべ約13万8000人のファンはどう感じたのでしょうか?
もちろん、それを含めて「プロ野球」ではありますが…