被災地仙台にて(2) ( プロ野球 ) > ( 阪神 )
あの日以来、初めて被災地を訪れた阪神タイガース。
試合前日には岩沼市の避難所を訪れ、
被災者や自衛隊員、小中学生を慰問しました。
『野球には力がある』
セパ同時開幕を訴え続けた阪神新井選手も、
「テレビの映像と実際自分の目で見るのとの違いに愕然としたけど、
皆さんが元気で笑顔だったのでホッとした。
決してあきらめない姿、下を向かず前を向いて進んでいく気持ちが
改めて必要なんだと感じさせられた」
と話してくれました。
東北福祉大学時代、仙台で4年間を過ごしたアニキ金本選手も、
「野球に結び付けてはいけないけど、結びつくように頑張っていきたい」
と逆に被災者の方々から力をもらったようです。
チーム状態は決してよくない中、
色々な想いを胸に抱き、星野監督率いる楽天との交流戦に臨んだ阪神…
決戦の前の腹ごしらえ…
地元でしか買えない選手弁当をGET!!!
↓ 田中将大投手弁当を購入しました ↓
中身は…
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黒毛和牛を使ったすき焼き風で、お米も地元宮城県産のひとめぼれ。
タマゴ焼きには田中まー君の象徴でもある「気持ち」の刻印!
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試合前には、歌手のKANさんや松浦亜弥さん、元モー娘。さんらが
「愛は勝つ」を熱唱し、超満員のKスタ宮城は熱気に包まれました!
さて、初戦…
初回新井のタイムリーで先制し、エース能見が好投を続けるも、
追加点が取れず、能見も踏ん張りきれずに逆転されてしまいます。
しかし、被災した子供達に抱きつかれて涙腺が緩んだブラゼルが同点ホームラン!
延長へ入るも、大活躍を続けていた新人榎田がサヨナラ打を浴び逆転負けし、
被災地での試合、勝利することができませんでした…
2戦目は、昨季14勝の久保が初回に先制されながらも雨な中、粘りのピッチング!
打線は、楽天左腕川井の前に、2回以降6回までパーフェクトに抑えられる状況…
東北の阪神ファンのイライラが頂点に達しそうになった7回、
2死から4番新井が出塁すると、
仙台は第2の故郷と公言している5番アニキ金本が
ひと振りで試合をひっくり返す逆転2ランホームラン!
その後、久保→藤川球児で逃げ切り、連敗を3で止めました!
試合後のヒーローインタビューは私が担当しましたが、
その時のアニキの言葉に今低迷している阪神打線浮上のヒントが隠されていました。
また後日振り返りますね!
試合後のKスタ宮城では記念写真を撮る阪神ファンが多かったです。
臨時便んじて帰阪予定でしたが、機体の整備不良により欠航(><)
急遽、陸路での移動になりました…
仙台→東京→新大阪…と川藤さんや一部スタッフとの珍道中になりました…
東北も頑張っている…
僕達も頑張った…