もう1つの違和感・・・ ( よもやま話 )
昨日更新したプロ野球の開幕に関する違和感に続いて、もう1つの違和感…
このブログを執筆している時点で、
今回の東日本大地震で亡くなった方の数が7200人に達すると報道されています。
今朝の新聞の見出しや、東京発のテレビ報道を見ていると、
「阪神淡路大震災を上回る・・・」
のフレーズが目立ちます。
そこって比べるところですか???
規模や被害が甚大であることをわかりやすく伝えたいがため…
初期報道を見ていても、
地震のメカニズムや発生場所・発生時間など、性質等が違うにも関わらず、
規模を示すマグニチュードだけをとっても、
‘阪神~は○○でしたが今回は○○’といったコメントにうんざりしていました。
東北地方には、亡くなった方、まだご家族の安否がわからない方々がまだ大勢いらっしゃいます。
お願いだから比べないで下さい…
軽んじられているように聞こえるのは私だけでしょうか…
そんな比較しなくても、そんな表現しなくても、
この大災害による悲しみは十分伝わっていますから…
コメント
私も同じ意見です、不安をあおる、報道が、おおうすぎると、良くないと、思います
投稿者: たにやん 日時:2011年03月19日(土) at 16:26
今回の原発の事故も
旧ソ連やアメリカに事故と比較していますね。
比べる意味がないのは明らかなのに。
急に大臣を増やすのも
泥縄過ぎるような気がします。
投稿者: おひで 日時:2011年03月19日(土) at 18:08
私もこの意見には同感です。
今、この状況で十六年前の震災と比べる時ではないように思います。
それに、今回のセンバツに出場する東北地区からの出場校の選手達の事を考えると余計に・・・。
投稿者: 青さん 日時:2011年03月20日(日) at 10:24
いま東京で生活する私も同じ違和感を覚えていました。
“阪神大震災超え”とか“阪神大震災の教訓は役に立たない”とか、
まったくもってそのフレーズの意図がわかりません。
連日報道されるあの状況を見て、
もし阪神大震災より死亡者が少なかったら
「阪神大震災を下回っていますから安心してください」とでも言うつもりなのでしょうか?
私も情報の伝え手という立場にいますが、その表現に違和感を覚えていたところ、
このブログを読ませていただき、思わずコメントさせていただきました。
原発をチェルノブイリやスリーマイルと比較するのも、混乱を招くだけだと思います。
一方、比較ということでいえば、私は阪神大震災のときこんなふうに胸を痛めただろうか、
ニュージランドの地震でこんなに胸を痛めただろうか・・・
もちろん悲しみや支援の気持ちはあったけれど、どこか他人事だったように思います。
今回、自分の足元が揺れ、頭上を照らす電気が来なくなって、
そこではじめて被災地への思いと祈りと、いま、できることをやろうという気持ちを「真剣に」思いました。
報道は、当事者と非当事者の温度差がそのまま表れますよね。
そういう意味では東京のメディアも非当事者。
被災地の思いとはかけ離れている部分も多いと感じています。
被災地の人たちは誰も「阪神大震災より私たちの地震のほうが大変なんだ!」なんて捉えている人はいないと思いますから。
投稿者: mm 日時:2011年03月20日(日) at 12:59
義援金として、国会議員は年収の半分以上を寄付すべきだ!
なぜなら、彼らは国民の税金で生活しているからね。
もしこれを実行すれば、時限増税をしなくて済むのに・・・
投稿者: 岸田雪子&丸岡いずみ 日時:2011年03月21日(月) at 13:02