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尾山憲一(ytvアナウンサー)『スポ根劇場尾山の大将』

2010年スポーツ10大ニュース! ( スポーツ ) 

2010年もあとわずか…
ギリギリになってしまいましたが、
当ブログ恒例‘尾山が選ぶ今年のスポーツ10大ニュース’


ちなみに「2007年2008年2009年」はこんな感じでした。


今年も色々なことがありました。


10位タイ 世界選手権で32年ぶりのメダル獲得 <バレーボール>      
      日本で開催された世界選手権で代表女子は3位となり、
      1978年以来のメダルを獲得しました。
      若い選手の活躍も目立ち、2年後のロンドン五輪へ期待がもてる結果となりました。
      事前の研究と試合中の同時進行のデータを重視できるバレーボール。
      iPadを使ってのアナライジングが注目を集めました。

      残念ながらあまり話題になりませんでしたが、
      男子日本代表もアジア大会で金メダルを獲得!
      昨年のグラチャンに続き、間違いなく世界との差を縮めています!


10位タイ キング&クイーンは男女ともに韓国人 <ゴルフ>      
      賞金王はキム・キョンテ・賞金女王はアン・ソンジュ
      今年のゴルフ界…主役は男女とも韓国勢に圧倒されました。
      ゴルフの内容に派手さはないものの、若くても確実性は日本人プロを上回り、
      ショートゲームの上手さを含め崩れないゴルフを存分に見せてくれました。
      石川遼・池田勇太も最後の最後まで盛り上げてくれましたがあと一歩及ばず…
      来年に期待です!!!


9位・・・・千葉ロッテ3位からの日本一! <プロ野球>      
      ペナントレース3位ながら、CSを勝ち抜き日本シリーズへ進出した千葉ロッテ
      セリーグ王者:中日との激戦、第6戦は延長15回でも決着がつかず、
      規定により引き分けに終わりました。
      日本シリーズの引き分けは、86年広島西武第1戦以来、24年ぶり7度目。
      試合時間も史上最長の5時間43分を記録しました。
      翌日の第7戦も延長戦になたものの、ロッテが4勝2敗1分で中日を下し、
      プロ野球史上初めて、3位からの日本一となりました。


8位・・・・浅田真央残念「銀メダル」上村愛子無念… <バンクーバー五輪>         
      2月のバンクーバー冬季五輪。
      4大会連続の五輪出場となった女子モーグルの上村愛子は、
      今回も表彰台に届かず無念の4位…
      7位@長野 → 6位@ソルトレーク → 5位@トリノ → 4位@バンクーバー
      「なんでこんなに1つずつなんだろう…」 
      あまりにも残酷な現実を受けて発したこの言葉に涙しました…     
      
      また、キムヨナ選手との激闘に敗れたフィギュア女子の浅田真央
      残念な結果でしたが、2014年ソチでリベンジ果たして下さい!


7位・・・・ワールドカップサッカー日本代表 決勝Tへ! <サッカー>         
      6月のサッカーワールドカップ南アフリカ大会で、
      見事予選リーグを突破したサッカー日本代表。
      前評判があまり高くなかった中での大奮闘に日本国中が湧きました!
      帰国会見で披露されたチームワークや雰囲気もよさも話題になりました。


6位・・・・阪神5年ぶりの優勝を逃す&アニキ連フルSTOP&矢野引退 <プロ野球>      
      「今年の売りは打線です!」
      開幕前夜まさかのダイナマイト打線宣言で幕を開けた阪神タイガースの2010年
      6番城島・7番ブラゼル・8番桜井の下位打線で開幕。
      真弓監督の思惑通り打線が爆発してペナントレースを優位に進めてきました。
      ですが、ここぞの大事な試合で投手陣が打ち込まれ、
      投手力を誇る中日にわずか1勝の差で優勝をさらわれました
      
      そんな中、連続フルイニング出場を続けていたアニキ金本が、
      開幕前に痛めた右肩の状態が思わしくなく、4・18@横浜にて1492試合でSTOP…

      さらに、城島の加入で出場機会が減り、
      手術した右ひじが回復しなかった矢野が20年間の現役生活にピリオドを打ちました。
      9・30@甲子園の引退試合では9回まさかの逆転負けの展開になり
      出場できないままユニフォームを脱ぐことになったことが残念でならない…


5位・・・・関西学生アメフトは14年ぶりに3校同率優勝! <アメリカンフットボール>      
      2010年リーグ戦は、関大・関学・立命館の3校が1敗で並び同率優勝。
      甲子園ボウルへの出場校決定戦は、
      システムが去年から全国規模に変わり、
      九州・東海・北陸から勝ち上がった南山大学を加えた4校でトーナメント。
      過密日程ながら立命館が関大を下し、2年ぶりの西日本代表となりました。
      8年ぶりの甲子園となった東日本代表の早稲田大学と戦った全日本大学選手権。
      勝った立命館が社会人王者:オービックと1・3ライスボウルで激突します!



4位・・・・角界大波乱… <大相撲>      
      今年は土俵以外の不祥事が続いた角界。
      元横綱朝青龍の暴力事件に端を発し、まさかの引退までに発展…
      さらに野球賭博問題では、テレビ中継までなくなる始末…
      あまりに残念でならないことが続きました。。。

      しかし、品格も伴っている大横綱:白鵬が魅せてくれました!
      残念ながら連勝記録は63で止まり、元横綱双葉山もつ69連勝には及ばなかったが、
      格の違いを存分に見せつけてくれました!


さぁ~ベスト3の発表です!




3位・・・・星野仙一氏、楽天監督就任! <プロ野球>      
      阪神の星野SDが東北楽天の監督に就任。
      「また甲子園に帰ってくる…日本シリーズで…」
      と会見で宣言した星野氏。
      MLBから岩村&松井稼を日本球界に復帰させるなど、
      早くも大きな補強に着手しました。
      
      星野氏にとっては選手・監督通じて初めてのパリーグ。
      その手腕と結果はいかに???


2位・・・・ハンカチ王子プロへ! <野球>           
      早稲田大学の斎藤佑樹はドラフトで日ハムへ…
      早大三羽烏の大石&福井はそれぞれ西武と広島へ。
      来季の大卒ルーキーは、いわゆるハンカチ世代と呼ばれている学年。
      大学へ進学せずにプロ入りした楽天田中まや巨人坂本・広島前田健など、
      豪華な面々が名を連ねています。。。

      06年甲子園決勝戦以来となる斎藤ー田中の投げ合い含め、
      来年は間違いなくパリーグが面白そう!!!


さぁ~尾山が選ぶ2010年スポーツ界の第1位は!!!


1位・・・・ボクシング界で2つの史上初! <プロボクシング>     
     ☆長谷川穂積 史上初の飛び級での2階級制覇
      4月、11度目の防衛ならずまさかのTKO負けを喫した長谷川…
      再起戦を模索している中で浮上したのが、
      バンタムから2階級上のフェザーでの試合…しかもそれがいきなりの世界戦でした。
      体重にしてわずかに3.6キロの差。
      バンタムでは減量が苦しかった長谷川にとって、調整はかなり楽だったようですが、
      相手のパンチ力は想像つきにくい中での試合…

      さらに、最愛の母が闘病の末、試合1ヶ月前に他界…
      なんとしても勝つとの想いだけで戦い抜き、見事に決定戦を制しました!

      今月30歳になったチャンピォン。
      長谷川穂積の第2章が始まりました!!!

     ☆亀田興毅 日本人初の3階級制覇
      ライトフライ・フライに続いて、バンタムのベルトを奪取した亀田興毅。
      長谷川と同じく2階級上のベルトを獲ったことになりますが、
      3階級制覇となると日本人初の快挙です!
      かつて、ファイティング原田・井岡弘樹が挑んで失敗したことでした。

      練習量には定評がある亀田兄弟。
      筋肉がつきすぎて減量も大変になってくるのです。。。

      王座決定戦の相手は日本人7戦7勝のムニョスでしたが、
      1年ほどブランクがあり、しかも全盛期の本来の階級ではありませんでした。
      反応も全盛期からは程遠く、残念な姿でした…
      
      WBAバンタムの王者がスーパー王者へ格上げされたために設定された決定戦…
      すぐに暫定王者を作るなど依然として異論が多いWBA。
      今回はマッチメイクがすべてだったように思います。




毎年、独断と偏見で選んでいる‘スポーツ10大ニュース’でしたが、
皆さんはいかがでしたか?


敬称略

投稿者: 尾山憲一 日時: 2010年12月31日(金) | コメント (2)

アナウンサー