日本のジバ誕生! ( スポーツ ) > ( バレー )
バレーボール界での貴公子と言えば、間違いなく世界ランク1位ブラジル代表のジバですね!
ジバは世界的に認知されている愛称で、本名は「ゴドイフィリオ・ジルベルト」
先日のグラチャンではケガのため満足いくパフォーマンスには程遠かったものの、
代表キャプテンとしてチームをグラチャン連覇に導いた超イケメン選手です。
もちろん、ブラジル国内ではスーパースターです。
そのジバと言えば、世界一速くて正確な‘パイプ攻撃’です。
(バックセンターからの速い攻撃)
そのジバのようなプレースタイルの選手が日本にも誕生しました!
龍神NIPPONでも大活躍し、Vリーグではパナソニックに所属している福澤達哉選手。
愛称は「ゆきち」
京都の洛南高校から中央大学へ進学、今年4月に入社したフレッシュマンです!
母校の後輩なだけに、挨拶&少しだけ話をしたら…
中大へはスポーツ推薦などではなく、指定校推薦で進んだとのこと。
指定校推薦を得るには日頃の評点が良くなければ薦めてもらえません。
まさに文武両道の好青年だったのです!
昨年度は、大学在籍中の内定選手としてのVプレミア初参戦でしたが、
堂々の新人賞を受賞、今年の飛躍にはずみをつけました。
男子バレー界32年ぶりのメダル獲得から自チームに戻って、5日から始まったリーグ戦…
チームは開幕から2連勝スタートしましたが、初戦で福澤選手は途中交替してしまいました。
チームを率いる南部監督に聞くと、
『代表チームでは、攻撃型のウィングスパイカーだったが、
このチームではレセプション(サーブレシーブ)を主にしてもらうので、
まだそのリズムに慣れていないので』と話してくれました。
ですが、2戦目のサントリー戦では、同じ役割にも関わらず、アタック決定率を倍以上に伸ばし、
その実力を見せ付けてくれました。
これには南部監督も
『メンタルも含めて、新人とは思えない。やはり凄い選手』と絶賛。
試合終了後にグラチャンでお世話になったお礼を言いに行ったところ、
私のことを覚えていてくれたことに加え、その返答が何もかもがさわやか~でした!
最後に長いシーズンの健闘を願って握手をしたのですが、
その手の温もりが、あのジバとまったく同じでした!!
ジバの手も温かく、そして大きく分厚い手でした。
最高到達点355cmは日本人選手で一番高く、スパイクを打つ姿も美しい福澤選手。
同僚の清水(ゴリ)選手のパワフルさとは違ったスマートなスタイルではありますが、
パイプだったり、闘志をむき出しにするプレースタイルもジバと同じ。
福澤選手を日本のジバと命名させて頂きます。