苦節17年… ( スポーツ ) > ( ゴルフ )
男子ゴルフの三菱ダイヤモンドカップ。
昨日まで茨城県の大洗で開催されていました。
優勝したのは、プロ転向から17年目の兼本貴司選手。
ツアー8勝のBジョーンズとのプレーオフを制し涙の初優勝となりました!
関東地方に停滞していた低気圧の関係で、
海沿いのコースは、雨に加え暴風が吹き荒れる厳しいコンディション。
さらに、プロをうならせるコースセッティングの中で、見事な集中力を見せました。
93年にプロ入りし、99年初シード、
以来2006年に一度シード落ちした以外はツアーに出場し続け、
あとはいつ頂点を極めるか?でした。
広島出身の‘兼本’だけに、思わず『アニキ』と呼びそうになりましたが、
(もちろん字は違いますよ)
よくよくプロフィールを見てみると…な・な・なんと、私と同学年…
(1970年度生)
現状、6月最終週のミズノオープンよみうりクラッシック(ytv中継)
で出場が決まる全英オープン出場に一番近い選手になりました!
17年目指し続けてきた優勝の味…まさに‘苦節17年’でした。
頑張れ~昭和45年生!!!
兼本・Bジョーンズの最終組。
中盤、ジョーンズが兼本を突き放す展開があり、兼本もなかなか追いつけない状況…
それを見ていた一般ギャラリーが私の横を通る時に…
「やっぱり‘ジョンソン’は凄いね~」
それを聞いた私は…思わず…
「いや、ジョーンズやから…」
関東の一般の方に突っ込んでいました…
脳を通さず、身体が瞬時に反応してしまった自分を振り返り、
93年入社、関西歴17年目、苦節17年、渾身の‘突っ込み’でした。
…って、兼本選手の苦労と比べてはいけません。。。
石川遼選手の活躍も手伝って、以前よりも多くのギャラリーが会場に来られます。
今回の兼本選手の他にも、富田雅哉選手もつるやオープンでツアー初優勝、
開幕戦では小田孔明選手はツアー2勝目、5月頭には平塚哲二選手の復活優勝と、
数多くいるツアープロも負けていません。
全英オープン出場がかかったミズノオープンよみうりクラシックまで目が離せませんよ!