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尾山憲一(ytvアナウンサー)『スポ根劇場尾山の大将』

もう‘SUMO’でいいのでは? ( スポーツ ) > ( 他スポーツ ) 

昨日の大相撲千秋楽。
実況アナによると、横綱同士の優勝決定戦は8年ぶりだとか…

白鵬 vs 朝青龍

本割では白鵬が勝利したものの決定戦で朝青龍が勝ち、
堂々の復活となった。

優勝した朝青龍はもの凄い気迫を15日間前面に出し続けた。
歴代単独4位となる通算23回目の優勝は素直に讃えたい。
おめでとうございます!


ただ…


優勝が決まった直後の朝青龍の‘所作’がやはり気になった。

決戦を制し、優勝を喜ぶ無邪気な笑顔の後、
神聖な土俵上でのガッツポーズはいかがなものか???

横綱としての‘品格’を問われ続けている朝青龍。。。
喜びのあまり、またもややってしまった…

行き着いた答えは、朝青龍は‘子供’なのだ。。。
子供がそのまま大きくなってしまったのが、今の横綱:朝青龍だと考えると納得できた。

子供に‘所作’をしつけても、そう簡単にできるものではない。
勝って喜ぶなと言っても喜ぶに決まっている。

つまり、朝青龍に横綱としての‘品格’を求めること自体がナンセンスなのだろう。

横綱へ推挙するにあたり、
「強いだけではダメなんだよ」と言える方が周りにもっといたら…


さらに見る側にもびっくりした。
取り組み前の異様な盛り上がりの中で、
複数人での贔屓力士への‘コール’はこれまで聞いたことがなかった。
プロレス会場かと間違うくらいに映った。


幕内最高位に君臨する横綱の‘所作’
見る側の価値観の‘変化’
幕内力士42人中、14人が外国からやってきた力士(約33%)
三役11人中、外国人が5人(約45%)
<09年初場所番付より>


以上の観点から、日本の‘国技’と言われている‘相撲’も、
そろそろ‘SUMO’として新しい歴史を作っていくのもいいでは?
…と思ってしまった昨日の結果だった。

投稿者: 尾山憲一 日時: 2009年01月26日(月) | コメント (1)

コメント

スポーツも「世につれ人につれ」変わっていく部分がある一方、やはり変わってはいけないもの守らなければならない本質がありますよね。いろんなことを考えさせられたコメントでした。。

投稿者: スコア∞の宮っこ 日時:2009年01月27日(火) at 00:26

アナウンサー