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原監督の涙 ( プロ野球 ) > ( 巨人 )
昨夜、リーグ優勝の巨人がクライマックスシリーズを制し、
6年ぶりの日本シリーズ進出を決め、
同じくパリーグ優勝後、プレーオフを勝ち抜いた埼玉西武ライオンズとの対決が決まりました。
勝利監督インタビューで見せた原監督の涙…
昨年のことがあるだけに、様々な想いがあったでしょうね。
シーズン前、どの評論家も巨人のぶっちぎり優勝を予想しました。
そりゃ~あれだけ戦力補強すれば、机上の計算ではそうなりますわ。
でも、そうじゃないのが勝負事…
巨人にとっての計算外は、
‘開幕5連敗’と‘阪神の独走’だったでしょう。
ただ、思い出すのは、今春の宮崎キャンプ。
A班(外国人・主力ベテラン野手)C班(手術明けのけが人・新人)はマイペース調整させ、
B班(若手野手・1軍半選手ら)を徹底的に鍛え上げていたのです。
2008年3月のブログ参照
阪神や中日にはなく、今年の巨人にあったのは‘若手選手の底上げ’
それは、2月のキャンプから想定し、監督も我慢強く起用し、
最後に花咲いたこと。
19歳の坂本、一昨年は育成選手だった山口、越智・東野ら実績がない投手、
亀井・脇谷・古城らの中堅に加え、木村拓・大道らベテランの相乗効果。
序盤から夏場前まで、主力が万全でないことで、
若手の起用に思い切れたのではないでしょうか?
昨年のクライマックス敗退、巨大な選手補強…
逆に重圧だったかもしれない環境…
原監督の涙には、色々な想いが伺えました。
クライマックスシリーズ第2ステージは全試合見ましたが、
中日との熾烈な戦いは、野球の醍醐味でした。
タイガースでなかったのが残念ではありましたが、
皆さん、お疲れ様でした。
残った2チームは、日本最高峰の戦いで、また素晴らしい試合を見せて欲しいものです。