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尾山憲一(ytvアナウンサー)『スポ根劇場尾山の大将』

心無いファン ( プロ野球 ) > ( 阪神 ) 

昨日は予定を変更して、学生アメフトの取材へ転身しました。
今年も始まった学生アメフトシーズン…(詳しくは清水アナのブログをご覧下さい)
12年ぶりの覇権を目指す京都大学の2戦目。
今年の京大はいい感じです。
この件は後日ゆっくりと…


さて、転身する前、阪神の練習だけ取材してきました。
まずは、一昨日、ヒーローインタビューでお世話になった
ルーキー石川&守護神藤川の両投手へお礼の挨拶。
石川投手プロ初勝利おめでとうございます。


それと、一昨日の試合で気になったあの選手に声を掛けようと練習入りを待っていました。

赤星憲広選手

昨年来、頚椎のヘルニアという持病を抱えながらの命がけのプレー
今年も日によって症状に変化があり、私も赤星選手の様子を伺いながら声を掛けます。

『巨人には力負けしたとは思っていません。勢い負けです。
これで並んだわけだから、今日から開幕のつもりで、残り14試合のシーズンを戦います』
と臨んだ一昨日の6回第4打席の2球目
ベイスターズ左腕吉見投手のストレートが赤星選手の顔付近へ…
間一髪避けた赤星選手でしたが、しばらくその場にうずくまりました。

今季も、たった1球の抜けた球で‘しびれ’がくる事があったため、
見ていても心配になったです。

『昨日はアドレナリンが出ていたから何とかプレーできました』

このコメントを聞く限り、ギリギリの状態でプレーしているのがわかります。


昨日の試合は1−1のまま延長12回引き分け。
デーゲームで巨人も引き分けたため、お付き合いの形となりました。

アメフト取材のあと、ワンセグで阪神戦をチェックしながら帰宅。
打てなかった打線にあって、赤星選手もノーヒット。
試合終了後に、阪神ファンから何か言われてエキサイトしている姿をテレビが映していました。

察するに、そうとうきつい野次にガマンならなかったのでしょう。

阪神巨人一騎打ちとなったこういった状況で、
選手は必死に命をかけて戦っています。

本当の阪神ファンだったら、こんなことしないだろうな…

投稿者: 尾山憲一 日時: 2008年09月24日(水) |

アナウンサー