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尾山憲一(ytvアナウンサー)『スポ根劇場尾山の大将』

アニキと私 ( プロ野球 ) > ( 阪神 ) 

各スポーツ紙のアニキ番記者のようにはいきませんが、
私もアニキのことを少しだけ語らせて頂きます。


金さん、2000本安打達成おめでとうございます!
アニキファンとして、本当に嬉しゅうございます。

広島在籍中も、甲子園の3塁側ロッカー手前でお話させて頂きました。
とあるシーズン中、四球の数が多いことについて純粋に尋ねました。
後ろへつなぐ意識なのか?どんな想いなのか?というニュアンスだった気がします…

その時の一言一句は覚えていませんが、
勝負してもらえていないだけで、
試合を決められない苦しさを教えて頂けたように記憶しています。

後に、シーズンの四球数が歴代5位となり、
上位がすべて王さん(74年・66年・65年・67年)であることで、
自身の‘通’な記録と新聞紙上で話していました。

いつだったか?
広島・広陵高校の後輩である福原投手からの決勝打で、
ヒーローインタビューさせて頂いたことも思い出します。

アニキへは、03年FAで阪神へ移籍してからが本格的な取材となりました。
阪神へ来られると聞いて、よりお近づきになれると思いきや、
アニキ番の記者さんが常に側にいるので、なかなかツーショット取材が出来なく、
距離は近くなったのに、妙に遠い存在でもありました。

だから…
『金さん、伺いたいことがあるのですが、練習終わりによろしいですか?』
と仁義を切ってのここぞの取材が多くなりました。


当ブログでも連日執筆してきた2000本安打達成までの道のり…

数字は関係ないと言い続けてきたのは、単なるヒットもヒットで1本は1本。
ただ、試合を決める1本でないと意味がない…ってことでしょう。
だからこそ、2000本達成のヒットはタイムリーであり、
しかも、貴重な追加点となったことを喜んだのです。

まさに、チームの大黒柱であるアニキ。

04年、岡田体制になってからのシーズン直前
『自分が打てなくてもチームが勝てばいい。
自分が打ってもチームが負けたら意味がない。
チームが負けたら4番の責任』
と、強い覚悟で臨んでいたのを思い出します。

思い出と言えば…05年9月、長崎での巨人戦。
16−1で圧勝した夜の街で、突然、死角からボディーブローを喰らいました。
何事かと振り返ると、アニキが笑っていました…

びっくりしましたが、妙に…痛…気持ちよかったような気がします…(苦笑)

決してそっちの気はありませんが、
アニキ流のコミニュケーションは大歓迎っす!
また、どこかの街角でばったり出会ったら、お待ちしています。


少々長くなった上、何が言いたいのかもわからなくなってしまいましたが、
連続フルイニング出場のような、誰にでも出来ない記録を作り上げているアニキなだけに、
今後も、金さんしか出来ない‘通’な記録を打ち立てて下さい!

そう言えば、連フルの世界記録樹立後に新井選手と話をした時に、
シャテイはこんなこと言ってましたよ…

『金さんだったら、60歳還暦になっても、赤いチャンチャンコを着て
レフトを守ってそうですよね…』

プロ野球記録となる長寿レギュラーなんていかがですか?!

投稿者: 尾山憲一 日時: 2008年04月14日(月) |

アナウンサー