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尾山憲一(ytvアナウンサー)『スポ根劇場尾山の大将』

先輩後輩の相乗効果 ( プロ野球 ) > ( 巨人 ) 

今日からは数日間は巨人情報をお届けします。


ソフトバンクとのオープン戦のマウンドには、
今季は先発復帰のエース上原が上がりました。
対するソフトバンクは、昨秋の大学社会人ドラフトで取り合いになった東洋大卒の大場。
試合開始前の場内アナウンスから、球場が盛り上がっていました。

その上原、去年は故障のため、この時期の実践登板はなく、
開幕から約1ヶ月遅れの合流後、クローザーとしてリーグ優勝に貢献。
今季は、前横浜のクルーンを獲得したことで、先発復帰となったわけですが、
さずがの上原もここまで不安があったそうです。

長いイニングを投げるために必要な緩急をつけるべく、
初球はカーブから入った初登板。
3回2失点ながらも、不安は少し減ったようです。


年明けの自主トレは、後輩の西村と行い(西村から志願され・・・)
上原はウィニングショットの‘フォーク’を伝授しました。
(聞かれたからだそうですが…)

その代わりに、西村の持ち球の1つ‘シュート’を教わり、
今日はその新球シュートを実践で試すのも課題でしたが、
本人は「いい球もあったけど、悪い球もあったので、手応えは半々かな」

西村も1イニングを投げ、上原直伝のフォークを投じました。
試合後、新聞記者に西村のフォークの落ち具合がよかったと聞かれた原監督は、

『異議なし』

とだけ話しました。


共に自主トレを行った先輩:上原と後輩:西村
お互いの得意な球を教えあって、お互いの投球の幅が広がる相乗効果は、
リーグ連覇にむけて大きな財産になるかもしれませんね。

敬称略

投稿者: 尾山憲一 日時: 2008年03月01日(土) |

アナウンサー