鉄人小橋、復帰から復活へ… ( スポーツ ) > ( プロレス )
京都出身のプロレスラー小橋建太
昨夜のNOAH大阪大会は、復帰後初の関西登場とあって、
大阪府立体育会館第2競技場は立ち見も含めて1700人超満員
対戦カードは全7試合
小橋はメインイベントに登場予定だが、会場入りは午後1時過ぎ
じん臓ガンという大病を患い、それを克服した小橋建太
ファンの前に元気な姿を見せるためのトレーニングに余念がない
久々の対面…
もちろん以前とまったく変わりない小橋建太に、早くも涙腺が緩みかかる…
実況でこの人の何を伝えられるのだろうか???
夕方までの数時間、頭の中がぐちゃぐちゃになった
メイン直前、小橋の入場を数秒後に控えたその時、
会場内から誰からともなく『コ・バ・シ!コ・バ・シ!!』の大合唱
小橋建太のテーマ曲が大阪で流れるのは、
2006年2月20日以来、731日ぶり…
関西のファンが待っていた小橋建太が姿を現した時、
会場のボルテージは最高潮に達した
相手を務めた‘丸藤・杉浦・森嶋’の3人は、小橋欠場中の約2年間、
NOAHマットを支え、盛り上げてきた代表選手達
この日、復帰5戦目の小橋と初めて肌と肌をぶつけ合う
丸藤 「復帰おめでとうって試合にはさせないよ」
杉浦 「今は俺たちが王者だよ」
森嶋 「以前とは違う今の俺を見せる」
試合は、この3人の手洗い復帰祝いに終始した
新世代軍の想いがストレートに現れた展開
しかし、後輩3人の祝福を、真正面から受け止めた小橋建太
その存在感はやはり‘小橋建太’だった
タッグパートナーがフォールされ、試合には敗れたが、
会場から姿が見えなくなるまで鳴り止まなかった‘コバシコール’に心が震えた
試合後、小橋は
『ファンが楽しんでくれればそれでいい。
楽しませるには、我々が真剣にぶつかり合うこと』
まだ完全復活への途上ではあるが、
『ファンの前に見せる小橋建太は小橋建太でなければならない』
その美学通りの戦いだった。
そのための水面下の努力は惜しまない
小橋建太が小橋建太であるために…
1日1日、1戦1戦…復帰から復活へ…
小橋建太の戦いは果てしなく続く
地元関西のファンへの復帰御礼チョップ合計数155発(手元集計:敬称略)