Top

尾山憲一(ytvアナウンサー)『スポ根劇場尾山の大将』

調印式にて揃い踏み! ( スポーツ ) > ( ボクシング ) 

ボクシングダブル世界タイトルマッチがいよいよ2日後に迫ってきました。

この日は、正式に試合を成立させるための調印式と記者会見が行われました。

4人の選手の表情は様々で…

WBCバンタム級王者の長谷川穂積選手は、
5度目の防衛戦なのと、ご自身の性格も併せて、終始落ち着いていて、
時折笑顔も見せてくれました。

挑戦者イタリアのマルドロット選手は、日本流のイベント尽くしに、
少々嫌気がさしているのか?それとも調整苦なのか?
戸惑いながらの会見になりました。

マルドロット選手ですが‘まどろっこしい’事にはなりませんでした。

WBAバンタムに挑む池原信遂選手は、
ベストウェイトが1つ階級が上のスーパーバンタムなだけに、減量がきつそうで…
マイクを握るまでは虚ろな表情でしたが、質問への回答でマイクを取ったら豹変!!!

「早く試合がしたいし自信はある。チャンピォンの偉大さも伝わる。胸を借りるつもりで挑む」
と、しっかりとした口調で話してくれました。

鋭い目つきは、単に、減量苦なだけでなく、もはやベルトしか見えていない獲物も目でした。

対する王者シドレンコ選手は、日本での試合を楽しみにしていたため、
数々のイベントや取材にも笑顔で対応。
調整も順調そのもののようで、対戦相手に敬意を払いながら、終始余裕の態度でした。

残念ながら、シドレンコ選手の口調は‘しどろもどろ’ではありませんでした…


調印式や記者会見、計量の場で、何かしなければ話題にならない…
と勘違いしているのか?

最近は妙な風潮も感じますが、相手を称え、勝負を見据えるこの4選手はクリーンな姿勢に
2日後の試合が益々楽しみになってきました。


終了後に全員で写真撮影!
全選手のファイトに期待です!!!

投稿者: 尾山憲一 日時: 2008年01月09日(水) |

アナウンサー