赤と青 ( スポーツ ) > ( アメフト )
今朝の新聞を見て心が躍った…
関東学生アメフトの決勝で、古豪日本大学が法政大学を下し、
17年ぶりの関東制覇を成し遂げた。
すでに2年連続で関西を制した関西学院大学との大学日本一をかけて
『甲子園ボウル』で激突することになった。
かつては、赤の日大・青の関学のチームカラーから
赤と青の甲子園が冬の風物詩とも言われるくらい、両校しのぎを削り合った。
1955年の初対決から、過去24回の激闘があったが、
対戦成績は、関学の6勝16敗2分け。
この両校の甲子園での対決は89年以来18年ぶり。
オールドファンにとってはうれしい顔合わせだろう。
関学は、80年代からは京大、90年代から今日までは立命館という宿敵との戦いが、
日大も、このところは法政の独壇場状態が続いていたため、
なかなか‘赤と青’の甲子園が実現できなかった。
日大と言えば、昨年亡くなった篠竹幹夫監督。
厳しい篠竹イズムの下、伝統のショットガンオフェンスで関西の大学を翻弄し、
両校優勝を含む、過去20回の学生日本一に輝いていた。
しかし、近年は、学生気質の変化もあり、日大篠竹イズムにもかげりが見え始め、
一時は入れ替え戦に出るまでに落ち込んだ。
この苦境に、日大のOB達が立ち上がり、チームを再建。
関東王者に返り咲くまでになったのだ。
何度も‘甲子園’と綴っているが、改修工事のため、
残念ながら今年と来年は甲子園球場が使用できず、
今年は長居スタジアムでの対決となる。
紆余曲折あり、時間が止まっていた感があるが、
‘赤と青’決戦は、長居という違った場所から新たな伝説を刻んでくれるだろう。
あとはユニフォーム…
近年、どちらかが白を着用するルールになっているが、
ここはアメフト人気復活の期待も込めて、
是非‘赤と青’の対決が見たい…