松坂投手のボストン・レッドソックスがワールドチャンピォンに輝きましたね!
松井稼頭央選手のコロラド・ロッキーズを4連勝で下し、MLBの頂点に立ちました。
思えば、インディアンスとのリーグチャンピォンシップで、
相手に王手をかけられてからの逆転劇…
勢いのコロラドとも言われていましたが、本当の勢いはボストンだったようですね。
日本のみならず、全米をも震わせた松坂の移籍。
松坂投手はNO.1になれてよかったですよね~
これで優勝を逃していたら、超辛口の米メディアから何を言われるかわかりませんし…
日本シリーズは、昨夜、中日が圧勝し、1勝1敗の五分に…
初戦、敗れはしたものの、ダルビッシュ以上の投手はいないと言わんばかりに、
打線が調子を上げてきました。
チームカラーが似ている両チーム。
足を使った攻撃で相手を揺さぶるいつもの野球をしているのは中日ですね。
1番荒木の走塁はお見事!!!
日ハムもそうしたいのでしょうが、いかんせん打てない状況…
明日からはナゴヤドームでの戦いです。
日本一が名古屋で決まるのでしょうか???
しかし、いつも疑問に思うのは、MLBの‘ワールドシリーズ’ってネーミングです。
確かに、アメリカ人のみならず、色々な国の選手が集まっているMLBですが、
勝ったら‘世界一’ってのが腑に落ちません…
やはり‘アメリカシリーズ’として‘全米一’にして欲しいなぁ~
投稿者: 尾山憲一 日時: 2007年10月29日(月) |
昨日お知らせした通り、
我が後輩・清水健アナウンサーがアメフト実況デビューを果たしました!
いやぁ~めでたい!!
試合は立命館が京大を圧倒し、大差の勝利。
長時間実況中継するには最初からハードルがやや高かったかもしれませんが、
頑張ってくれました。
よくよく考えてみると…
野球やサッカーなどは実況アナは多数いますが、
実はアメフト実況アナって少ないんですよね。
もちろん、中継局が少ないからでもありますが…
今日をもってその仲間入り!
これからも伝統あるytvの関西学生アメフト中継を一緒に盛り上げような~
選手・関係者の皆さんはもちろん、シミケンもお疲れ様!
さぁ~今から飲みに行くぞぉ~~~
投稿者: 尾山憲一 日時: 2007年10月28日(日) | コメント (1)
テレビでは2007年度の日本シリーズが始まりました。
北海道での日ハムー中日戦…2年連続の顔合わせとなってます。
CSで敗退した阪神は、明日まで秋季練習で、移動後、秋季キャンプです(T_T)
さて、関西では、学生アメリカンフットボールシーズン真っ盛り!
いよいよシーズン終盤戦に差し掛かり、強豪校同士の直接対決を迎えます。
明日は、京都西京極での立命館大学ー京都大学の一戦です。
ここまで全勝の立命館は、昨年、5連覇を逃しただけにここで足踏みできません。
しかし、前節の同志社戦で、主力選手2人が大きな反則を犯し、退場処分…
明日の京大戦では、前半戦出場停止となりました。
若干、不安です…
逆に、ここ数年、結果を残せていない京大は、このチャンスを逃すわけにはいきません。
開幕戦でまさかの敗戦を喫しましたが、その後は調子を取り戻し、ここまで3勝1敗。
11年ぶりの優勝へ向けて、もう負けらません。
思い起こせば2000年の京大ー立命館戦。
私が、強豪校同士の対決を本格的にアメフト実況始めた試合で劇的に京大が勝利。
それ以降、立命館が6年連続勝利している両校の関係…
明日の一戦を後輩の清水アナが実況します。
大学時代にアメフトを経験している清水アナですが実況は初めて…
私同様に、初めての試合で何かがあるかもしれませんね。
ここ数週間は、先輩から見ていても、いい準備をしていました。
かなり緊張もしているはずです。
色々取材をして、準備をして臨む明日の中継…
立場は違えど、選手や首脳陣と臨む気持ちは同じです。
放送は明日の深夜1:44~です。
試合はもちろん、清水アナの頑張りにも期待して下さい!!!
投稿者: 尾山憲一 日時: 2007年10月27日(土) |
今朝行われた、ボクシング亀田一家問題の記者会見。
朝からテレビに釘づけだった。
父親が同席しない中で、長男が一家を代表して臨んだ謝罪会見。
無数のフラッシュの中、彼自身が出来る精一杯の言葉使いで、質問に答えていた。
見ていて、釈然としない所ももちろんあったが、
逃げずにたった1人でカメラやマイクの前に立った姿は、ある意味立派だった。
そんな中、ふと思った…
質問を主にしていたのは、あくまでも声から察するに、
芸能・ワイドショーリポーターだった。
本来なら、ボクシング担当記者による代表質問から始まるのが慣例に思う。
それだけ、この件はスポーツの世界を飛び越えた世間の関心事である表れなのだろうが、
一瞬、カメラやマイクなどメディアという武器を使った‘いじめ’にも見えてしまった。
果たして、あのリポーター達は、例えば政治家や大物タレントにも、
同じトーンで、詰問に近い激しい質問をぶつけられるのだろうか?
確かに、彼ら一家のとった言動や実質認めた反則の指示は許されることではないが…
それと、もう1つ…例えは違うが…
刑事事件で人を殺めた容疑者(被告)は、
弁護士を立てることにより、公の場での自らの謝罪なり説明は一切ない。
(法廷内は別だが…)
山口の母子殺害事件の被告にしてもしかり…
例えは間違っているだろうが、
この状況下で、一家を背負って1人で謝罪会見に臨んだところは
評価してもいいのではないだろうか。
投稿者: 尾山憲一 日時: 2007年10月26日(金) |
『こりゃ~すごい…』
ボクシングの現役世界王者と前世界王者
WBC世界バンタム級王者:長谷川穂積と
前WBA世界スーパーフライ級王者:名城信男との真剣スパーリング
仕事柄よくスパーリングを見る機会に恵まれるが、試合の2週間前くらいに見ることが多かった。
時期的に、過度な減量など疲れがピークな時期でもあり、
ケガ防止も含めて、動きは微妙なこともあった
だが、長谷川は年明け1月10日に5度目の防衛戦を、
5月にベルトを手放した名城は再起戦が11月26日とあって、
時期的な面や相手にとって不足なしなことも踏まえて、
両者のスパーリングは実践練習という域を超えた激しく・熱いものだった
左が長谷川、右が名城
久々に緊張感のあるいいスパーリングを見せてもらった
敬称略
投稿者: 尾山憲一 日時: 2007年10月25日(木) |
昨日のブログで、男子ゴルフの片山晋呉プロのガッツポーズについて執筆しましたが、
実はその時の表現に困りまして…
‘拳を突き上げた’と書きましたが、片山プロは拳を下側にも…
言葉に詳しい先輩の道浦アナに聞いても、パッとした表現が見当たらず…
「拳を突き下げるとは言わないなぁ~」
など2人で‘う~ん’と唸っていました。
私はただただジェスチャーを繰り返し…
その姿は、さながら『そんなの関係ねぇ~』 by小島よしお
でした。
投稿者: 尾山憲一 日時: 2007年10月23日(火) |
昨日の男子ゴルフ‘ブリヂストンオープン’最終日18番ホール
優勝を決めたバーディーパットを沈めた片山晋呉のガッツポーズ…
何度も何度も拳を突き上げたり、雄たけびを発していました。
入れれば優勝、外せばプレーオフ…
3年連続賞金王の意地なのか…
研ぎ澄まされた集中力…
心の中はどんな状態だったのだろうか???
先輩の小澤アナと大学時代の同級生である深堀プロや
その深堀プロと一緒に男子ゴルフ界発展のために尽力している近藤プロとの
激しい戦いに蹴りをつけた片山プロ…あっぱれでした。
そもそも‘ガッツポーズ’とは…?
諸説ありますが、一番有名なのが、ボクシングの元世界王者:ガッツ石松氏が
1974年4月11日の世界戦で初めてベルトを獲った時のポーズからと言われています。
あの片山プロのガッツポーズを見ていて、何だか妙な仲間意識を感じた私…
最近私も同じくらい興奮したガッツポーズをした経験があるんです。
勝負のプロスポーツと同じレベルではないので、軽く読み流して下さい…
実は…先日…
採点機能付きのカラオケで『100点』を採ってしまいました!!!
その時、溢れる喜びを抑えきれずに出たポーズとほぼ同じだったのです。
余暇の出来事と比べてしまった片山プロごめんなさい m(_ _)m
テストでもほとんど採ったことのない‘100点’に興奮気味の私…
そこでさらなる疑問が…
「カラオケでの100点」と「ゴルフのホールインワン」
どっちが達成率が高いのかなぁ~???
投稿者: 尾山憲一 日時: 2007年10月22日(月) | コメント (1)
セリーグ初のクライマックスシリーズの結果、
レギュラーシーズン2位の中日が巨人に3連勝し、
球団史上初となる2年連続日本シリーズ出場への切符を手にした。
阪神に次いで、巨人までもが、短期決戦という大きな波に飲み込まれた形となった。
CSの是非であるとか、方法論はさておき、落合監督率いる中日の戦いっぷりには脱帽だった。
やはり‘野球はピッチャー’‘打線は水もの’と改めて感じたシリーズ。
どれだけピンチになっても凌ぎ切り、欲しい追加点を奪って優位に試合を進める…
さらに、短期決戦に必要な’シリーズ男’が谷繁捕手だったことも大きい。
初戦は先制タイムリー、2戦目は4安打、昨日は貴重なホームラン…
よく「キャッチャーに打たすな…」と言うが、これはリード面にもいい影響を及ぼす事からだ。
そのリード面だが、
昨日、中日先発の中田が、巨人の4番李の胸元に厳しい攻めをした。
中田に対し李が詰め寄り、その姿を見た中日のウッズも激高するシーンがあった。
リーグ2位の14勝を挙げた中田ではあるが、まだ3年目25歳の若手…
果たして、直後にどんな姿を見せるか注目した。
しかし、キャッチャーの谷繁は、1球はさんだ後に、再び内角を要求し李を三振。
次打者の二岡に対しても、内角オンリーで3球三振に仕留めた。
この攻め方を見ていて、私は素人ながら、中日の勝利を確信してしまった。
狭い東京ドームでの戦いに加え、強力巨人打線を相手にするには、
逃げの姿勢では、どんどん気持ちも追い込まれていく。
そうはさせまいと、攻める気持ちをリード(配球)で伝えた谷繁にあっぱれだった。
このCSには以前から異を唱えていた落合監督は、
『我々は2位、優勝は巨人です。でもチャンスをもらってそれを物にした。
セリーグ代表として日ハムと戦ってきます』
と話した。
03年以降、日本シリーズはパリーグが4連勝中…
中日球団としても53年ぶりに日本一を是非成し遂げて欲しい。
投稿者: 尾山憲一 日時: 2007年10月21日(日) |
クライマックスシリーズ「セ」第2ステージの2戦目も、
レギュラーシーズン2位の中日が勝利し、2年連続の日本シリーズ進出へ王手をかけた。
中日は、この日のマウンドに、
先週土曜日の第1ステージ初戦で見事な投球を見せたエース川上を送った。
落合監督の腹の中はわからないが、この第2戦にエースを送ることで、
仮に昨日の初戦を落としたとしても、今日勝つ計算ができる川上。
実際、初戦を制して迎えた今日は、川上で王手…
この考えが合っているか間違っているかは別として、
結果的に、朝倉や山井を投入しなくても、ポストシーズン4連勝となった。
明日は、朝倉・山井に加え、こちらも阪神戦で好投した中田も中5日でいける計算。
恐るべし…ドラゴンズの先発陣…
阪神同様に、この日も自分達の野球が出来なかった巨人は、
リーグ優勝を果たしながら、王手をかけられた形になった。
今日は、チームリーダー高橋由伸が欠場するなど、大大大ピンチ…
1989年、近鉄相手に3連敗からの4連勝で逆転日本一になった実績があるだけに、
大逆転の3連勝と、セリーグチャンピォンとしての意地を明日から見せて欲しい。
投稿者: 尾山憲一 日時: 2007年10月19日(金) |
色々な意味でボクシング界が注目されていますが、
年明けに大阪にて2つの世界タイトルマッチが決定しました!
ワールドプレミアムボクシング
ダブル世界タイトルマッチ
WBCバンタム級:長谷川穂積選手の
5度目の防衛戦と、
WBAバンタム級で
大阪帝拳の池原信遂選手が
世界初挑戦します。
長谷川選手の相手は、
世界1位:イタリアのシモーネ・マルドロット
池原選手が挑む相手は
5度の防衛を果たしている
ウクライナのウラディミール・シドレンコ
左が池原選手。
右は元WBAバンタム級王者で
同ジムOBでもある六車卓也氏
六車氏の持っていたベルトに
後輩の池原選手が挑みます。
長谷川選手は、これまでも二人三脚で戦ってきた山下トレーナーが設立した
真正ジムに移籍してからの初の試合とあって、
『5度目ではあるが、初防衛戦だと思って戦う』 と力強く発言。
池原選手の世界初挑戦は、
今年亡くなった吉井前会長の追悼試合でもあるため、
『必ずベルトを獲って、墓前に報告したい』 と池原選手。
バンタム級では世界に敵無しと言われている長谷川選手の技術と、
デビューから9年目、28戦27勝1敗、31歳でやっとチャンスが巡ってきた
池原選手の想いに注目です!
2008年1月10日(木)
大阪府立体育会館第1競技場
19:00より日本テレビ・ytv系全国ネットで放送です。
投稿者: 尾山憲一 日時: 2007年10月19日(金) |
阪神が勝てば、東京ドームでリポーター業務をしていたのに…
昨日から始まったクライマックスシリーズ「セ」第2ステージ
巨人ー中日をテレビで見ていた私。
何とも言えない気分になった…
ザッピングしながらCS「パ」の行方もチェック!
ダルビッシュ&成瀬のヤングエース対決、1投1打に息を飲む。
北海道日本ハムの2年連続CS制覇並びに日本シリーズ進出おめでとう!
あの千葉ロッテファンをライトスタンドの一角だけに追いやるくらいの
北海道のファンの熱気に脱帽っす…
CS第1ステージでは、千葉・ナゴヤ、そして北海道と、
地元ファンの後押しはそれはそれは見事でした!
ここまでのCSは、地の利を生かした本拠地チームが勝ち上がった。
…となると…
東京の巨人ファン…もっともっと頑張らないと…
投稿者: 尾山憲一 日時: 2007年10月19日(金) |
『ごめんなさ~い…』
5歳のわが子が謝った時、その言い方や顔色を見て、
『本当に悪いと思っているんか!』と叱る私。
子供をお持ちの方なら、一度は経験があるだろう。
ボクシング‘Kファミリー’問題…
昨日、所属ジム会長と当該親子出席の下、10分という短い時間ながら会見があったが、
なんだかなぁ~という結果だった。
一応、謝罪の言葉を述べた父と頭を丸めた次兄ではあったが、
『本当に申し訳ないことをしたと思っているんか!』
と率直に感じてしまった。
あくまで推測の域を出ないが、
父や会長の会見内容と一言も言葉を発せずに退席した次兄を見て、
自分たちの愚行に憔悴しきっているよりも、
‘我々は何でこんな目に…何でここまで非難されなきゃならんの…’
という風にしかとれなかった。
それは「負けたから処分は受け止めるし、出たものは仕方ない」との発言内容であったり、
無言で席を後にした次兄の姿など、真の反省には見えなかったからだ。
なんぼ体調不良でも、一言くらいしゃべれるやろ~ってなものだ。
まずは『すみませんでした』を発しないと先に進まない。
その上で、何に対してすまなかったのかを明確にしなければいけない。
前回のブログで‘現代日本の縮図’と表現したが、
時代の寵児ともてはやされた‘愛称:Hもん’は「金がすべて」と言い切った。
今回のKファミリーは「強ければ何してもいい」というスタンス。
それぞれの立場で、それぞれの理念はあるのだろうが、
間違った理念は世の中が許してくれない。
両者に共通しているのは‘武士道(侍スピリッツ)’に欠くことか…
その点、ギター侍の芸人さんに容姿が似ている王者は‘侍’だ。
さて、プロ野球はクライマックスシリーズ
「パ」は日ハムとロッテの勝った方が日本シリーズ出場決定の大一番。
「セ」は巨人と阪神に勝った中日が戦う第2ステージ初戦。
今宵はゆっくりとテレビ観戦だ!!!
投稿者: 尾山憲一 日時: 2007年10月18日(木) | コメント (2)
連日世間をにぎわせている‘ボクシングK一家’騒動…
昨日、東日本ボクシング協会並びにJBCからの処分が発表されたが、
もちろん、この騒動は終結していないだろうし、させてはいけない問題だ。
国内でボクシング中継を担当している数少ない放送局の一員であり、
また単なる実況アナウンサーである私が、とやかく言う問題ではないが、
1人の36歳の人間として述べることをお許し願いたい。
今回一番感じたことは、この処分を課したことが、果たして根本の解決になるのか?と言う事。
これまでの一連の流れを見てきて、
今回の言動は、『偶然ではなく必然』であったと認識せざるを得ないからだ。
私は以前も、遠まわしに品格に対する異議を唱えてきた。
~過去ブログ内~
06年 8月 4日掲載分「真の強い世界王者」
http://blog.kansai.com/oyama/33
06年12月21日掲載分「ボクシング道」
http://blog.kansai.com/ytv_sports/199
強ければ何をしてもいいなんて理屈は一切ない。
18歳だから若いなんて理屈も一切ない。
刑事事件ならば少年扱いの次兄が、名前も顔もさらけ出している。
十二分に自分の『愚行』を悔いていることだろう。
ただ、気になるのは、今回試合中に問題を起こした次兄は、
王者より多額なファイトマネーをもらっている。
果たしてそれで反省できるのだろうか?
昨今の若者の思考から察すると、他人に責任を転嫁してしまうかもしれない。
1日も早く、自立した‘心’を持って欲しい。
そして、是非とも、書面だけのコメントだけでなく、
直接、自らの口で、王者やファンへの謝罪の言葉を発してもらいたいものだ。
さらに、もっと大きな部分で言うならば、
ボクシング業界・取り上げてきたメディア・追い風に乗って応援していた各界著名人は
何も問われないのだろうか???
下火になりつつあったボクシング界は、彼ら一家の言動に反対しながらも、
『業界発展のため』という旗印の下に何も言わなかった。
当該放送局を含めメディアの責任は?
支持してきた方々は‘これまでに’人としての言動を指導してきたのか?
‘処分を課した’ことで、すべてを終わらせるようなことだけはして欲しくない。
現代日本の縮図を見た気がする騒動だ…
投稿者: 尾山憲一 日時: 2007年10月16日(火) |
本来なら勝った方が…という最終決戦の朝のはずでした…
昨夜は、悔しさと虚脱感もあいまって、思わず‘やけ酒’などと記してしまいましたが、
私なんかよりも当然選手や首脳陣がそうに違いありません。
予約時に、あらかじめ想定していたので、日程短縮によるチェックアウトもスムースなのも虚しいところですが、
今、帰路についています。
阪神は昨夜の敗戦をもって来季へのスタートを切ることになりました。
今季の私なりの検証は追い追い執筆させて頂きます。
投稿者: 尾山憲一 日時: 2007年10月15日(月) |
今は何も語れません…ごめんなさい…
今、朝5時です。
つい先程まで、悔しさを晴らすべく、やけ酒してました。
こんなこと執筆してすみません。
とにかく、選手&関係者の皆様、お疲れ様でしたとしか言えません。
投稿者: 尾山憲一 日時: 2007年10月15日(月) |
ついに始まったクライマックスシリーズ「セ」
新幹線でいざ名古屋へ…
まずは名古屋市内をチェックしてみました。
名古屋一の繁華街を散策すると…
街のいたるところに、こんなものが…
逆光で見えにくくてごめんなさい。
「頑張れ中日ドラゴンズ」
って書いてあります。
地下街にも…
シーズン上位チームの本拠地が決戦の地
地域全体がドラゴンズ贔屓…
当たり前か。。。
地下鉄に乗って、いざナゴヤドームへ・・・
阪神ファンが早くも大勢いましたが…
間違いなく敵地での決戦。。。
サッカー用語でいうところの‘アウェー’です
アニキカラーのピンクに、
タイガースカラーの黄色のネクタイで勝負!
ささやかなあと押し。
選手の皆さん頑張れ!!!
ご存知の通り、相手エース川上の前に完敗だった初戦。
立ち上がりから完璧な投球だった川上から、打線は5回まで1人のランナーも出せず…
中日は1番荒木が初回エラーで出塁し、2番井端の初球に盗塁。
3番森野の初ヒットで先制点を奪い、4番ウッズのCS第1号HRで3点目。
プレーボールからわずか20分で、試合の大勢が決まってしまいました。
終わってしまったことはしょうがないっす。
明日負けたら2007年が終わります…
投稿者: 尾山憲一 日時: 2007年10月14日(日) |
一足先に行われたパリーグのCSは千葉ロッテが2勝1敗で勝ち抜け、
今日からの2ndステージで日ハムと日本シリーズ進出をかけて戦います。
セリーグもいよいよ今日から…ナゴヤドームで中日ー阪神がプレーボール!
通常のリーグ戦とは趣きが違う、トーナメント戦に近い戦いなだけに、
勝負の行方がまったくわかりません。
今回の1stステージは、3回戦での2勝先勝勝ち抜け方式。
日本シリーズの7回戦4勝勝ち抜けよりも短い戦いになるため、
より先手必勝なわけです…
当然、今日の初戦の勝敗はもちろん、攻撃陣にとっては1回表裏、
打者にとっては第1打席、投手は立ち上がりであり、先制点を与えないことなどなど…
純粋なトーナメントではないので、仮に今日負けても、明日明後日連勝すればいいのですが、
これだけの超短期決戦だと、内容より結果であり、結果を出すためには‘1’が問われます。
『新たな開幕戦前のようだ…』とは、阪神のアニキ金本…
でも、シーズンの開幕では、‘1’に失敗しても取り返せますが、
CSだけは、乗り遅れたら大変…
いずれにしても、敗退したら2007年が終わります。
選手の皆さんは、精一杯のプレーを見せて下さい!!!
投稿者: 尾山憲一 日時: 2007年10月13日(土) |
虎のパパラッチJrは今日も顔を出してきました。
決戦の地・名古屋へ移動する前に投手陣が軽く体を動かしました。
先発予定の投手&中継ぎ陣数名…
この日はJFKの姿はありませんでしたが、今日は他の中継ぎ陣に注目します!
江草・渡辺・ダーウィンの3人がいましたが、
今季のタイガースは、JFKが万全だったり、打線とのからみもあって、
先発投手陣は5~6回でマウンドを降りることが多々ありました。
しかし、相手打線につかまり、5回もたないことも…
そんな時に貴重な存在だったのが、上記の3人+橋本健太郎でした。
JFKのように注目されなくとも、負けている展開でも登場してきたメンバーです。
シーズン中、江草は
「僕らがもっともっと頑張らないと、JFKの負担が減らないし、
無失点の‘たすき’をリレーするだけです」
2年目の渡辺も
「CSは負けたら終わり、社会人時代の都市対抗と同じ。
とにかく0点で後ろへつなぐだけです」
と話しました。
渡辺投手は鳴門工~同志社大~日本生命~05年大学社会人4巡目
去年は1度も1軍での登板がありませんでしたが、
今季はJFKに次ぐ53試合に登板し、1勝1敗 防御率2.47
現状、新人王はチームメイトの上園が先発で8勝、巨人の金刃が7勝を挙げ厳しい状況ですが、
それに匹敵するくらいの獅子奮迅の活躍だったと思います。
(人間的にも素晴らしい青年なだけに、かなり私情も入っていますが…)
こういった立場の選手がいるのも、タイガースのブルペンの強みなのです。
投稿者: 尾山憲一 日時: 2007年10月11日(木) |
阪神の主力選手は、今日の対湘南戦をもってCSへの実践練習を終了しました。
小雨が断続的に降りしきる中、だいたい1人2打席くらい立っての調整。
結果が出た選手の、そうでなかった選手も、
あくまでも生きた球を見たことが大きかったようです。
投手サイドも、色々考慮した上で、久保田が先発で2回、2番手藤川が1回。
バッテリーは、一昨年の日本シリーズ前にも、こういった場に参加していましたが、
主力の野手は、03年も05年も経験していないだけに、
果たしてこの調整がいいのか?よくないのか?がわからないようです。
ある主力選手は、宮崎の地鶏を食して英気を養いました。
嫌がおうにも緊迫する戦いになるCSを前に、ほんの少しだけリラックスもしました。
岡田監督も
『調子がいいとか悪いとかは関係ない。待ったなしやからな』
それもこれも、土曜日からの本番がすべて…
投稿者: 尾山憲一 日時: 2007年10月10日(水) |
自称:虎のパパラッチこと川藤幸三さんとともに、阪神を追いかけて宮崎へ…
タイガースの主力は土曜日からのクライマックスシリーズ(以下CS)に備え、
実践練習を積むべく、宮崎で行われているフェニックスリーグへ参戦中です。
本来なら2軍選手中心の戦いとなる試合に、
赤星・金本・今岡・矢野といったレギュラーメンバーが名を連ねるとあって、
我々報道陣の数もさることながら、観客も大勢いる中でのゲーム。
さらにびっくりしたのが、応援トランペット部隊もスタンドに…
選手1人1人のヒッティングマーチを演奏しての応援に、
球場内もシーズンさながらの様相でした。
選手はどう感じたかわかりませんが、どこに行っても多い阪神ファン。
主力選手にとってはあくまでも調整の場でしょうが、トランペット応援も加わると、
臨場感あふれ、CSに向けての緊張感も持続してそうです!
ただ、試合は…やはり調整なのか???
1−0とカツカツの勝利でした…
ブログにての報告は、尾山こと、虎のパパラッチJrでした!
投稿者: 尾山憲一 日時: 2007年10月09日(火) |
昨日東京の後楽園ホールで行われたプロレスリングNOAHのシリーズ開幕戦で、
うれしいうれしい発表が…
昨年7月に腎臓ガンの大手術を受け、復帰を目指している小橋建太選手が
12月2日にリングに戻ってくるのです!!!
右の腎臓を摘出し、昨年末にはスーツ姿ではありましたが、
ファンの前に登場し、今年中に復帰を声高々に宣言していました。
少し焦りもあったのか、一時は数値も悪くなったようですが、
今は正常値になったようで、昨日の復帰宣言に繋がりました。
中継する日本テレビのプロレス班のメンバーも喜んでいるでしょうね…
もしかすると、涙を流しながら実況するアナウンサーもいるかもしれません。
小橋選手の入場テーマ『GRAND SWORD』を聞きながら出社している私も
この日を楽しみに待っています!
投稿者: 尾山憲一 日時: 2007年10月08日(月) |
10月2日をもって、プロ野球各球団から戦力外通告が始まった…
いわゆる来年の契約を結ばないというもの。
一部の主力選手を除いて、選手は基本的に単年契約なので、
この時期になると、戦々恐々としている選手もいる。
千葉ロッテの元エース黒木(愛称ジョニー)もその1人だ。
一昨年の優勝や今季2位の現在とは違い、暗黒時代を支えたエースだったが、
ケガには勝てず、本格的な復活ならずにロッテのユニフォームを脱ぐことになった。
2001年6月、大教大附属池田小学校で起きた残忍な事件
児童8人が亡くなり、残された児童らも心の病を抱えていた。
そんな状況にプロ野球選手会も黙っておらず、毎年オフになると、
慰問と元気を与えるために、児童たちを励ましてきた。
黒木も毎年大阪を訪れていた1人であった。
(左側にあるリンク→過去のブログ→2006年12月6日執筆分参照)
ここ数年は、数試合の登板であり、今季も3月にたったの1試合の登板。
事件時に小学1年生だった児童も、今年の3月に元気に卒業し中学生となった。
今度は、ジョニーが子供たちとの約束を果たす番だ。
別の球団が獲得するのか?テストやトライアウトを受けるのか?
もう一度、我々にその勇姿を見せて欲しい…
阪神タイガースでも、1回目の戦力外通告が行われた。
4人通告された中に、1人の左腕投手が含まれていた…
三東洋投手 5年目、明後日で29歳
島根の益田東高で甲子園を沸かせ、その後、駒沢大~ヤマハを経て、
02年ドラフト6巡目で入団した。
2年目の04年、岡田体制1年目にシーズン途中から台頭し、5勝負けなしの活躍を見せた。
しなやかな投球フォームからキレのいい球、さらに打撃もよかった投手だ。
その後は相次ぐケガに泣かされたが、
今春の沖縄キャンプではポスト井川の1人として期待され、
2度とケガをしないように慎重に復活を目指していた…
しかし…
2月22日、沖縄から高知安芸へ移動してからの紅白戦登板中にやってしまった…
『左広背筋肉肉離れ』
結局、リハビリに明け暮れた2007年だった。
もう一度マウンドへ…その想いは、阪神のユニフォームでは叶わなくなった。
その他にも、様々な選手が、当該球団ではピリオドが打たれた。
プロである以上、当たり前なことなのだろうが、近くで接する者としては、
複雑な、実に寂しい季節の到来だ…
投稿者: 尾山憲一 日時: 2007年10月05日(金) |
マニアって程ではありませんが、昔から鉄道は大好きです。
もちろん‘車’派ではなく‘鉄道’派です!
子供の頃、とある路線の始発から終点までの駅名を空で言えたり…
(そんな内容のラップ系の曲が一時流行ましたね)
そんな中…東京からの帰り…
偶然にも…
新型車両の新幹線に乗車!
N700系新幹線のぞみ号です
従来の700系と
さほど変わらない気がしますが、
速度アップによる時間短縮や、
室内環境が随分変わりました。
そう言えば…
某スポーツ紙の記事で、
阪神岡田監督も
この新型新幹線に興味があるが、
廻り合えないと話したとか…
以前のブログで、東京からの帰りに必ず食べる地鶏弁当の事を書きましたが、
もちろん、この日も購入して乗車…
しかし…
値段は変わらないものの、肝心の地鶏が小さくなってる…
値段を変えずに、中身を維持するには、そうするしかないのでしょうね…
悲しい現実をこんなところで目の当たりにしながらの帰阪でした。
新型のN700系の乗り心地ですが、静岡を過ぎたあたりから記憶がなく…
パッと目が覚めたら、新大阪到着時刻の12分前…
名古屋・京都にはまったく気づかず…
それだけ、乗り心地がよかったと言うことで。。。
投稿者: 尾山憲一 日時: 2007年10月05日(金) |
タイガースの今季最終戦…ヤクルト相手に3−0で勝利した。
新人王候補のルーキー上園が7回0点で8勝目
タフネスセットアッパー日本記録保持者:久保田が90試合登板でフィニッシュ
守護神:藤川が中日岩瀬のもつ46セーブに並び日本タイ記録
腰椎骨折を抱えながらの代打の1打席で見事なバントヒット、ジャスト3割にした赤星
右わき腹痛の鳥谷も9回の守りに登場し、連続試合出場はキープ
そして、連続フルイニング出場を「1186」としたアニキ金本
記録がかかっているなら達成させてあげたいという岡田監督の配慮もあり、
各人が各人なりの144試合を終えた…
試合終了後の神宮球場で、私は、守護神:藤川とともにチームバスまでついていった。
最初に…「おめでとう」と言った私に対し、
『全然、満足してないよ…』
今年も、チームの勝利に大貢献した藤川だが、終盤の横浜での2連続の失敗などもあり、
『自分の仕事がちゃんと出来ていれば喜べるけど…』と話した。
もちろん、ここまでの大記録達成を支えてくれたチームメイトには感謝の言葉を連呼した。
今から9年前の新人選手入団会見の席
司会を務めた私の質問に、学ランを着た初々しい藤川はこんな答えをした。
『10年間で3回くらい優勝しているはず。そして優勝のマウンドには僕がいます!』
当時、暗黒時代と言われたほど、最下位が常連だった阪神だけに、
会場内からは失笑ともとれる笑いが起き、就任直後の野村監督からは
「君は野球選手よりも、お笑いの方が向いてるかもね」
とまで言われた…
あれかれ9年の時を経て、チームは生まれ変わり、2度優勝を果たした。
さらに、岡田監督の下、12球団NO.1の守護神として君臨するまでになった藤川は
今年優勝すれば間違いなくそのマウンドにいたはずだった。
もちろん、藤川の言った10年まであと1年あるし、
クライマックスシリーズを勝ち抜き、日本シリーズを制すれば、
その瞬間のマウンドにいるに違いない。
藤川球児…
野球をするために生まれてきた男…
‘有言実行’はまだ残されている…
2007年シーズン終了
144試合 74勝66敗4分 3位
投稿者: 尾山憲一 日時: 2007年10月04日(木) |
高校生のみのプロ野球のドラフトが行われています…
今年は、大阪桐蔭の中田、仙台育英の佐藤、千葉成田の唐川の3人に注目が集まった。
自分自身では球団が選べない‘くじ’によるもの。
過去には幾多のドラマがあった…
85年の桑田&清原があまりに有名ですね。
自分の人生の第一歩が‘くじ’によって決められることに、私は疑問符をつけてしまうのですが…
最近の高校生は、指導者の方々の教育が行き届いているのか???
内容もしっかりした受け答えをしていますね。
先日、中田翔選手にインタビューをした時も、
『僕はプロ野球選手になりたいのだから、どこの球団でもいいです』
とはっきり話したことが印象的でした。
就社ではなく就職なんです…
(過去にそんなタイトルのブログを執筆した記憶が…)
ちなみに、佐藤選手はヤクルト、唐川選手は地元千葉ロッテが交渉権を獲得しました。
それぞれの舞台での活躍を楽しみにしています!
投稿者: 尾山憲一 日時: 2007年10月03日(水) |
パリーグはすでに北海道日本ハムの連覇が決まっていたが、
セリーグは巨人があまりに劇的な勝利で5年ぶりの優勝を飾った。
皆さん、おめでとうございます!
巨人軍の歴史上、初の屈辱となった4年連続のV逸から始まった今シーズン。
原監督は強い選手を求めて、小笠原の獲得など、なりふり構わぬ補強をして臨んだ。
一見、オールパシフィックのようなメンバーになり、
巨人ファンですら『今の巨人は巨人じゃない…』と嘆いたほどだ。
あくまで推測だが、原監督は、そんなチームの方針を見せ付けることで、
高橋由・二岡・阿部といった、いわゆる‘生え抜き’選手に危機感を与えながら、
激しさ・厳しさといった部分を鼓舞したに違いない。
2日(火)は3位以上が確定した阪神戦を取材していたため、
試合の詳細を尾山目線で伝えられないのが申し訳ないが、
結果とニュースを見ると、1点を追う9回は、二岡の犠打・阿部敬遠・代打矢野がつなぎ、
最後は清水の内野安打&ヤクルトの名手宮本の悪送球で優勝となった。
過程の中では、ゴンザレスや李のHRや小笠原のチャンスメイクはあったが、
最後は‘生え抜き’がやってくれた。
さらに推測に過ぎないが、原監督は、離れたファンを再び戻すには、
何を思われようが、言われようが、とにかく優勝するしかなかったのだろう。
しかし、今年の場合は、まだ第1段階をクリアしたにすぎない。
ご存知の通り、クライマックスシリーズという高いハードルが待っている。
ここ数年のパリーグを見ていても、後から迎え撃つ上位球団が苦しんでいる。
短期決戦で勢いの付いた下位チームに対し、実践から遠ざかっている上位は
何とも言えぬ‘流れ’に飲み込まれ、日本シリーズ進出を逃しているのだ。
私が今年も1年間も続けてきた阪神も敗れ3位が確定した。
従って、13日から2位中日の本拠地:ナゴヤドームで1stステージとなる。
まだまだ予断が許されない2007年は、一体どんな締めくくりとなるのだろうか?
それにしても、ビールかけをしている選手の表情は、いつ見てもいいっすね…
私も、一昨年、阪神の祝勝会場に参加し、選手にインタビューしたことを思い出します。
苦しかったからこそ、その味は格別なものと聞きます。
それは、他の5球団は出来ないことだから…
投稿者: 尾山憲一 日時: 2007年10月03日(水) |
阪神は今岡誠の先制3ラン&中盤の2点タイムリーなど5打点の活躍で、
4位の横浜を下し、3位以上が確定しました。
と言うことは、
今年から新設されたプレーオフ「クライマックスシリーズ」出場が決定したのです。
しかし、まだ2位になれるチャンスも残っています。
残る2試合に勝利し、2位中日が3戦全敗すれば勝率で上回るのです。
現状ケガ人続出のタイガースですが、帰ってきた救世主もいます。
今日の主役だった今岡誠選手です。
前回優勝の2005年、5番打者として147打点を挙げる大活躍を見せましたが、
昨年は、死球による手首痛と、持病のバネ指のため、手術も含めて苦しみました。
自ら‘崖っぷち’と位置づけた今シーズンは、
シーズンオフ返上で鍛え上げた下半身と、周りを見返したい一心の気迫でスタート…
シーズン開幕前から 「今年は打率にこだわりたい」と話した今岡。
打率が上がれば打点も付いてくる…彼なりの考えでした。
しかし、5番打者ながら力強い打撃は見られず、なかなか打点を挙げられませんでした。
7月下旬に2軍降格…ケガ以外では7年ぶりのファーム…
その間に桜井や林など若い選手が台頭してきた中、
打てずに2軍に落ちたもののバット振らなかった今岡。
本人の口から「実は…」と…
やはり手首の痛みを抱えながらだったそうです。
その痛みも癒え、チームが苦しい終盤に戻ってきた今岡選手。
帰ってきた今岡は、8・27の復帰第1打席、
中日のエース川上のカットボールをフルスイングし、
結果はセンターフライながらも、05年のような力強い姿を見せてくれました!
そして今日の試合、復帰後初となるホームランは、5月30日以来、約4ヶ月ぶり!!
3位以上が確定した岡田監督も、今岡の復活に目を細めていました。
中日が敗れたため、リーグ優勝の行方は巨人のマジック「1」となりました。
明日、巨人が勝てば5年ぶりの優勝が決まります。
しかし、阪神にはプレーオフを勝ち抜いて85年以来の日本一の可能性が残されています。
そのための‘誠’の救世主の復活はかなり大きいです!!!
投稿者: 尾山憲一 日時: 2007年10月02日(火) |