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尾山憲一(ytvアナウンサー)『スポ根劇場尾山の大将』

活気を呼ぶ‘走塁’ ( プロ野球 ) > ( 阪神 ) 

7月最後となった昨日の甲子園
阪神は14日ぶりのJFK揃い踏みで勝利し、
首位とのゲーム差を3.5に縮めました!


昨日の試合の2回
無死1・2塁で、6番桜井の打球は
ヤクルトのショート宮本の右側をライナーで破るセンター前ヒット!

ライナーに反応し、一瞬帰塁しかけた2塁走者アニキでしたが、
打球が抜けたと見るやいなや、再スタートを切り、
厳しいタイミングながら、見事先制のホームを踏んだのです。


’アニキと走塁’と言えば、
先日のナゴヤドームで、鳥谷に苦言を呈しました。
左ひざを痛めながら、健康体の選手以上の走塁を見せるアニキの姿に
他の選手が刺激を受けないわけがありません…


そう言えば…

‘プロレス界の帝王’の異名を持つ高山善広選手が、

『プロレスは、ロープを使ったり、コーナーポストに上ったり、
場外があったりと、見ているお客さんの目線を上下左右に動かすから
面白いんだよ』

と故G・馬場さんに言われたことを雑誌で話していましたが、
野球に置き換えれば、走塁こそ、球場内のお客さんの目線を動かし、
チーム内にも活気を呼ぶものだと、アニキを見て改めて感じます。


アニキの体を張った‘走塁’や満身創痍の赤星の‘盗塁’など、
‘走る’ことがいかに重要かがよくわかる今日この頃…



今日8月1日で甲子園球場は83歳になりました。
1924年、十干十二支の「甲子」の年に出来たことから「甲子園」

プロアマ問わず、選手の汗と涙が染み込んだ‘聖地’は、
今年のオフから2年がかりで改修が始まり、
再来年2009年には新しく生まれ変わります。

投稿者: 尾山憲一 日時: 2007年08月01日(水) |

アナウンサー