自己目的化！
確かに
民主党は、
「審議を引き延ばす」こと自体が、
「自己目的化」してしまっていますね。
ただ、
与党サイドも、
法案を、今国会で通すことが
「自己目的化」してしまった結果、
法案にまつわる
多くの「不安点」を残したまま、
議論を打ち切ってしまったことは、
確かです。
その自覚を大いに持って、
口約束したことは、
必ず、
実現・実行しなければ
ならないでしょうね。
それは、
「機関の設置」といった
ハード面についてだけでなく、
「恣意的な運用をさせない」という
ソフト面についてこそ、
より強く言えることでしょう。
これだけの法案を
半ば数の力を頼みに
生煮え状態のまま、
通し切るわけですから、
その覚悟と責任は、
賛成した議員には、
絶対に、持ってもらわなければ
ならないでしょう。
そして国民の側も、
今後、そこの部分を、
厳しく、注視しつづけなければ
ならないでしょうね。