Top

野村明大(ytvアナウンサー)『野村明大の徒然なる道』

“治安維持法”の苦い過去を教訓に…

新聞報道にて、

「治安維持法」成立時のプロセスが、
今回の法案通過のプロセスと似ている…

ことが、
紹介されています。。。。


治安維持法も、
当初、衆議院が、
「通過」を渋っていたんだそうな…

ただ、

「国体の破壊」など
処罰対象として2点を具体例示することで、
委員会審議の空気が、
一変したとか…

時の政府は、
その2点の取り締まりが目的で、
その他のことを取り締まる目的ではない旨説明し、
委員たちも、
それならよい…という空気に
変わったんだとか……

その約20年後、
法律と、
法律を操る国家権力が暴走し、

後世に、
「天下の悪法」の名を
欲しいままにとどろかせる…

結果を招きました。。。


政権は、
そういった過去の歴史に
もっと謙虚になるべきでしょう。

何度もいいます。

法律の設置趣旨を
全否定するつもりはありませんが、

将来の「治安維持法化」を回避するために、

より緻密で謙虚な
「修正」が、
必要では??

この法律の通過時に
「賛成」した政治家は、

後世まで、

責任をもって、
自らの名とその事実を、
明確にされるべきでしょう。

その程度の覚悟は
持っておかないといけないでしょうね。

この「生煮え」状態を、
「生煮えでない。煮えているんだ」と
強弁する以上は……

投稿者: 野村明大 日時: 2013年11月27日(水) |

アナウンサー