徒然なる「ゲン問題」続き…
さて、「ゲン」問題。
どうなんですかね?
ヒステリックに、
「あそこも規制してた!」「こっちも…!」という
「魔女狩り」(に映る)は、
全くもって、「違う」という気持ちを、抱
いてしまうんですよね…
実際のところ。
断っておきますが…
もう既に、
十分分かって頂いていると思いますが…
私は、かなりの、、、、
かな~~~りの、、、、、
「ゲン」信奉者!
であります。
はっきり言いまして、
いつかは絶対、
我が子に、読ませたいと思っているクチです。
にしても、
今日明日すぐにでも、
小学1年の我が子に、
「読ませたい」「勝手に手にとってくれれば…」とは、
正直思ってません。
相当に強い刺激…
大変素晴らしい「劇薬」ですから…
処方するタイミング…
十分に、
保護者が「責任をもって」与えないといけない作品だと、
思っています。
実際のところ。
ですから、
鳥取の市立の図書館が、
利用者からの「指摘」を受け、
一定の「規制」を決断したこと…
頭ごなしに「批判する」…
気には、なれんのです。。。
実際のところ…
一図書館としては、
利用者からの指摘を受け、
皆で真剣に思い悩んだあとに、
「この選択肢がベター」というの、
ないわけではないと、
思うんです。
もちろん今考えれば、
「こっちの方がベターだったのでは?」
というのも、
もちろんあるんだと、
思っているんですけどね。
たとえば、
「大人」とか「中高生向け」のコーナーに、
置くとかね。。。
そういう
「慎重さ」「工夫」「知恵」は、
あっても良かったと、思います。
さて…
にしても、やはり、
松江の教委のアクションは、
やっぱり、突っ込みどころが多過ぎるぞ…
やっぱり、
一律で教委が指示するようなことでは、
そもそもないのでは…
とは、
率直に思います。
各学校に判断を委ねて、
なぜダメなのかとも思いますし…
しかも、
一律でそういった、
言ってみれば「強権的」なアクションを発動するなら、
やはりきちんと、
「教育委員会」という手続きを、
とるべきでしたよね。
なぜ、事務局サイドが、
勝手にこういうこと、
開かれない状態で、決裁しちゃうのか?
これは、
今の日本の教委制度の
象徴的問題点…
でもありますね
アンケートまでご丁寧にとる発想はあるのに、
教委会議を開く発想が、
なぜないのか?
それはつまり、
「教委なんて形骸化している」
という風に、
事務局や教育長サイドは、
頭から染み付いているんじゃないのか…
そう思われても仕方がない愚行…
でしたね。
やっぱり、
おかしいですよね。
教委が号令をかけて、
「優良図書」と評価している人が圧倒的に多い書物を、
市内全学校に指令出して
強行閉架しちゃうなんてね…
それならそれで、
教委会議開いて、
堂々、責任を、
教育委員の御仁と、
共有しちゃうべきでしたね。
なんで、
こっそりやっちゃったんだろうか…
というわけで、
市立図書館が、
悩みながら閉架という選択をとったのとは、
根本的に、話が、
同じよう~で、違う…
んじゃないか…と
思ってしまいました次第…
であります。