徒然なる「あべさん」の経済政策について…
さて自民党です。
まず、あべさんの「経済政策」。
これについて触れないわけにはいきませんよね。
一連のあべさんの、「経済」に関する発言を注視してきましたが、
私は率直に言って、怖いです。
経済は本当に複雑で、正解がない…
だからどの国も、不況から抜け出すのに苦労するし、
いろんな危機に陥る…わけですが……
あべさんの発言を聞いていると、
「5+7=?」くらいの簡単な問題のように、
経済のことを甘くみているように映ってしょうがない…
あべさんの考えは、
あくまで一つの選択肢であるに過ぎない…
はずなのですが、
なぜか、唯一絶対解かの如く語られるのが、
非常に気になります。
私も経済学部出身ですし……
そもそも、民主党の肩を持つわけではありませんが、
これだけの財政状況、
がんじがらめで身動きのとれない年金や社会保障システム、
作り上げてきたのは、全て、自民党政権です。
その自覚と反省なしに、
即座に景気回復が実現可能かの如くに経済を語れることに、
大きな疑問を感じます。
とはいえ、
麻生さんが、
防衛や憲法は、参院選まで触れるな! 経済だけに集中しろ!!
とアドバイスしたとかしないとか…
戦略としては、
正解ではないでしょうか…笑
人間、衣食足りて礼節を知る…
経済の復活なしに、
国家も防衛も、あったものではありません。
逆に、
これまで衣食足りなかったことが人生で一度もないがゆえに、
やれ国家だ、やれなんだと、
理念的抽象的で威勢の良いワードが
次々と飛び出してくるのではないかと…
そう斜めに分析されても仕方ないんじゃないかと思うくらい、
威勢がいい…ずっと……
そこに私は、
一抹の不安を、感じるのです…
にしても、今回、
自民党は、勝ちましたねぇ……
これが、小選挙区の…
政権交代が起こりやすいシステムの
「醍醐味」「ダイナミズム」…
でしょうか……
前回にしろ今回にしろ、
「政権交代」に対して否定的な気持ちには、
私はなりません…