徒然なる「辻元議員」と橋下知事の討論を思い出す…
けさの毎日新聞を読んでいたら、
「橋下さんが府知事時代に、テレビ番組で、
都構想を巡って、辻元議員と討論」
した際の過去話が取り上げられていて、
懐かしく、思い出しました。
都構想も橋下さんも辻元さんも、
それぞれ現在進行形ですから、
ただ、懐かしがってもいられないのですが…
あの時、
3か月後に迫った統一地方選を前に、
「都構想」を前面に打ち出す橋下維新に対し、
各党は、「大阪浮上」のための、どういう策を打ち出すのか?
それを、
維新だけでなく、いわゆる国政の2大政党である
民主、自民にもお聞きしたくて、
テレビ討論を、企画しました。
自民からは、
谷川秀善さんが代表として出てこられましたが、
民主党は、なんと!!!!
どなたも出られなかったのです!!!
どなたでも結構ですから、
出演して、都構想の問題点を指摘してください。
貴党の「策」をアピールして下さい!
と、
再三、頼んだのですが…
当時の民主大阪府連の代表が
都合がつかないというので、
それなら、
代表代行でも副代表でも、
どなたでも結構ですから、
出演してください!
視聴者に語りかけてください!
と
頼んだのですが、
結局、皆さん、
尻込みされましたね。
橋下さんと討論して火だるまになることを恐れたのでしょうか?
公開の生討論の場で、
政策議論をたたかわすことができない政治家って、
一体、何なんでしょうか??
何のために政治家をやり、
何をもって有権者に説明し説得しようと、
考えていらっしゃるのでしょうか?
結局、討論の場に出てこなかった民主党に対し、
激しい失望を感じたものです。
当時、
討論の冒頭でも、
「今からでも遅くない。
民主党さんを代表して、どなたか出て下さい」
と訴えましたが、
結局、出てこられませんでした。
当時、まだ民主党でなかった辻元議員も、
民主のその対応について、
「え?出てこーへんて??それはあかんわ!!」
と、
呆れ顔だったのを覚えています。
辻元さんと橋下さんは、
意見も価値観も大きく違いましたが、
非常に見応えのあるやりとりが展開されましたし、
そのやりとりを見た視聴者に対しても、
非常に有意義な情報と選択肢が、
提供できたと思っています。
それにしても、なぜ、
あの時民主党さんは、
誰も出てこられなかったのか?
大事なことを説明しようとしない、
その場さえ放棄する政治家って、
一体、何なんでしょうか??
野田さんは、昨日、
ようやっと、国民に対し、説明をしようと口を開きましたが、
遅すぎます。
それにまだまだ、
正直さ、率直な説明姿勢が、
足りないと思います。
普段から、
自らの政策、思いについても、
発信がなさ過ぎます。
もっとも、「結果」を出してくれれば、
それでいいんですけどね。
結果も出さない、
発信もしない、
じゃ、一体、何なのか??
何のために政治家をしているのか??
と
思いたくなります。
もっとも本人の思いは、
「下手な発信はせず、結果は残す」
というもの
なのでしょうけど…
なかなか難しい
命題ですね。
それをやりこなせるセンスが、
あるんでしょうか?