徒然なる「橋下知事」の意中の人とは…??
最近、
「大阪府知事・市長のW選挙には、誰が出るんですか??」
と、
やたらと聞かれるので
現時点の情報を、
簡単に、整理しておきます。
まず、
橋下知事は、
W選の自身の「相棒」候補者として、
「意中の人」がいると、言っています。
仮にこの人物を、
「意中の人A」とします。
Aには、
既に、
「出馬」への「了承」「内諾」を得ているそうです。
Aは、
しんぼうさんや、中田前横浜市長など、
これまで名前が挙がっている人物では「ない」そうです。
Aは、
いわゆる「著名人」ではありません。
ただ、
「では、Aのことを、誰も知らないのか??」と言えば、
「ああ、なるほど」と、
知ってる人は知っている… 人物かもしれない… そうです……
Aは、
市長選でも知事選でも、
どちらに出てもいいと、言っているそうです。
橋下氏自身は、
「他に候補者がいなければ、自分が市長選に出る」と断言していますが、
「必ず市長選に出る」とは、
いまもって、公言は、していません。
では、
橋下氏→知事選
A→市長選
というパターンは、
あるのか??
現場で日々、取材をしている私の
あくまで「心証」に基づけば、
橋下氏は、
市長選に出るのは、「確実」だと、思っています。
つまり、
Aは、市長選には出ません。
Aが出るのは、「知事選」だと、思っています。
なぜなら、
「維新の会」では、
幹部を中心に、
既に、「橋下氏が市長選へ」というのが、
既定路線となっているからです。
大阪市改革を断行できるのは、
橋下氏の剛腕しかない!
というのが、
維新の中で、「圧倒的に支配的」な空気だという印象を、受けます。
この空気を覆してまで、
橋下さんが、
「市長選にA」「知事選に自分」という選択肢をとるかといえば、
私には、
そうは思えません。。
既に、
橋下さん自身が、
市長選への出馬の「覚悟」を決めていると思われる言動が、
節々で、あるからです。
橋下さん自身が覚悟を決め、
維新全体で、既に「空気」が出来上がっているのに、
敢えて、
橋下氏が市長選に出ず、
A氏を市長選に擁立するという「マイナーチェンジ」を選択する「メリット」が、
私には、思いつきません。
既に、
現職でそれなりの実績もあり、
失策もなく知名度も高い「平松氏」が、
出馬表明している現状では、
より激しい選挙戦になるのは、
「市長選」だと、
私は見込んでいます。
選挙の面でも、
就任後の「改革」の面でも、
より「厳しい」のは、
府知事よりも、市長のほうです。
「厳しい」主戦場に、
「大将」を投入したいというのが、
維新の中で、既に支配的な考えであり、
橋下さん自身も「覚悟」を決めているとなれば、
基本路線は、
「橋下氏→市長選、A→知事選」です。
ただ、
橋下氏自身の「気が変わる」可能性は、
ゼロでは、ありません。
現時点では「限りなくゼロ」に近いと思いますが、
何か、ちょっとした
「状況の変化」があれば、
橋下さんの心が、
「がらっ」と変わる可能性は、
実は、十分にあります。
橋下氏は、
状況の「ちょっとした変化」に対応して、
それまでの経緯を、
一気に180度修正する「修正能力」に関しては、
天下一品です。
そういう意味での「可能性」でいえば、
「やっぱり、市長選に出馬をやめる」
場合によっては、
「知事選への再選出馬もしない→政界を引退する」
といった
「電撃修正」も含めて、
可能性は「ゼロ」とは、言い切れません。
それが、
橋下徹という男だと、
私は、
就任以来、間近で見てきた「印象」として、
そう、思っています。
ただ、
「現時点では」「状況の大きな変化がなければ」
という条件付で、
現時点では、
その可能性は、
「限りなくゼロ」に近い、状況です。
さて、
Aとは、誰なのか???
橋下さんは、
まだ、側近も含め、誰にも言っていない! としています。
そんなことがあり得るのか??
そもそも、本当に、Aという人物は、いるのか??
という「問い」も、
よく受けます。
もちろん、
橋下氏が、本当のことを言っているのかどうかは、
現時点で「神のみぞ知る」ことでありますから、
それが本当かどうかは、
「断言」できないのですが…
これまた私の「心証」に照らせば、
本当のことを言っていると、思います。
意中の人物Aについては、
既に、
報道陣を前にして、
3回以上、
「A」との間のやりとり、関係、人物像、などなどを、
「詳しく供述」しています。。
この「供述」に、
「ぶれ」や、「整合しない」部分は、
ありません。
橋下氏の頭の中で、
明確に、Aとのやりとりを思い浮かべながら、
説明している、と見るのが、
「妥当」と感じています。
もしこれが「まったくのウソ」であったとするなら、
彼の想像力は、
とんでもなく「豊か」だということになります。
もっとも、
彼は、
「とんでもなく想像力が豊か」な政治家だとは思いますが、、、、そもそも、、、、(笑)
もし彼の「A」にまつわる「発言」の数々が、
「ウソ」であったとすれば、
彼は、
政治家としての「信用」を、
一気に、失うでしょう。
そんなリスクをとってまで、
「A」という架空人物を作り上げる「メリット」が、
私には、思いつきません。。
もちろん、
橋下さん自身も、大変クレバーな政治家ですから、
そんなことは、
ハナから分かっていると思います。
Aにまつわる「発言」が、「ウソ」ではない、と私が思うのは、
単純に、そういった理由からです。
もっとも、
「Aという人物を作り上げる」ことによって、
橋下さんに実は、多大なメリットがあり、
かつ、
のちのち「それがウソであった」ことが判明しても、
彼が「政治的信用」を失わない「大義名分」が、裏に隠れている… なら、別ですが。。。。。
私の貧困な想像力で考える範囲では、
そういうものは、思いつきません。。。。
一方、
市長選で橋下さんと「激突」する可能性が
極めて濃厚になっている
現職の「平松さん」についてですが。。。
平松さんも、
さかんに、
「知事選」での「タッグを組む候補」を、
探しています。
が、
こちらも、
難航しています。
タッグを組んで、
知事選も共同戦線を張れる… ところまで持っていけるかどうか…
現時点では、
「不透明」な状況、、、、といえると思います。。
知事選には、
共産党が支援する
弁護士の梅田さんが、立候補を表明しています。
実は、
梅田さんは、
前回の知事選でも、橋下さんと戦った「因縁の相手」
しかも、
橋下氏と同じ「弁護士」で、
しかも、「北野高校出身」です。
「北野高校出身の弁護士」といえば、
みな、橋下さんの人物像を、ついつい思い描いてしまいますが、
橋下さんとは180度真逆の
梅田さんのような方も、
いらっしゃる、、、、ということですね。
ちなみに、
私の友人にも、
北野高校出身の弁護士で、
Hという男がいます。
彼は、
どちらかといえば、
「梅田さんタイプ」というより、「橋下さんタイプ」の人物です。
Hの奥さんは、
讀賣テレビの朝の番組で、長年、お天気お姉さんを務め、
大変人気があった、Yさんという人です。
北野高校といえば、
実は、
うちの両親は、二人とも、
北野高校の出身です。 (弁護士ではありませんが…)
高校時代の先輩、後輩が結婚して、
生まれたのが、私です。。。笑
ちなみに、
私の出身校は、北野高校ではないのですが、
私の高校の先輩には、
今、民主党で国会議員をやっている熊谷さんという人がいます。
この方は、
実は、前回の知事選挙で、
橋下さんと戦った人物です。。。
こう考えていくと、
「因縁」というか、いろんな「関係」「結びつき」が、
この世の中には、無数に複雑に絡み合っている、、、、
ことが、
よく分かります。。。。
皆、
遠いようで近い、、、、
近いようで遠い、、、、
存在だと、いうことでしょうか。。。。。お互いに。。。。。
ちなみに、
熊谷さんという方は、
前回の知事選挙で、大変熱心に、「水道事業の府市統合」を、
訴えていらっしゃいました。。。
当時、
水道事業の「す」の字も言っていなかった橋下さんが、
就任後、
いまやむしろ、
そこに大変熱心で、
それも一つの大きな要素である「大阪都」に執心というのも、、、、
これまた何かの「因縁」、、、でしょうか。。。。
というか、
みんな、
世の中を良くしようと思い
考えていることは、
案外、「紙一重」なのかも、、、、しれませんね。。。。。
その「水道事業」で
府と市が、
本当に、歴史的に「統合」しそうになった瞬間が、
橋下さんと平松さんが、
最も近く、、、、、
歴史上、府知事と市長が、「最接近」した瞬間、、、でもありました。。。。
しかし、
水道事業統合の「失敗」が、
橋下さんと平松さんの「仲」を、
決定的に、「決裂」させてしまいました。。。。
これもまた、
ひとつの何かの、、、「因縁」、、、、 なのかもしれません。。。