徒然なる「橋下知事」の危機管理論について…
最近、
旧WTCや、原発や、節電、想定外の津波に対する浸水シミュレーション、、、、
などなど、、、、
橋下知事の「危機管理論」を、
聞かされることが、多い。
特に「防災」に関わってくる部分についていえば、、、、、
橋下知事の言っていることは、
きわめて「当を得ている」理屈が多いと、感じている。
原発に関するロジック、、、
節電に関するロジック、、、
津波に関するロジック、、、
根底にあるのは、
「『絶対』なんて想定は、ない!」
「想定外がおきたとき、どうするのか??」
という「大前提」だろう。。。
橋下知事は、
槇尾川ダム中止を決断するにあたって、
2年間にわたって、
府都市整備部の技術系官僚たちと、
激しく、議論を重ねてきた。
そこから得ている
「技術系官僚」特有の
「ロジック」、、、、
「それは、手段なのか?目的なのか? どっちだったのか??
を見失ってしまうプロセス」、、、、、
最後は、
今日だかの、どこかのコラムにも書いていたが、
「靴をはくために、足のほうを、切る」、、、、
ような、、、、
そんな、、、、
技術系官僚系「特有」「固有」の「思考パターン」を、
十分に、
学び尽くしたのでは、、、、ないだろうか、、、、、、
私は、
そう感じる。。。。 ことが、、、とても、、、多い、、、、最近。。。。
私も、
ダム取材に関わってからの2年間、、、
知事と同じような道をたどって、
技術系官僚特有の「ロジック展開」とも言うべきものを、
つぶさに学んだので、
知事の言わんとしていることが、
非常に、よく分かる。。。
関電からの節電要請を受けたときに、
知事が、何度も、
「これは、ダムのときと、まったく同じ話でね。。。」
と言っていた「意味」も、
大変、、、よく理解できる。。。。
今、、、、「原発」を巡って、、、、
まさに、、、「ダム問題」のときと同じような、、、、、、
「情報操作」「ロジック展開」が、
全国的に、わーーーっと、、、噴き出てきている、、、、、、ように、、、感じる。。。。
何も、、、、、
「絶対に、原発は、ダメ!!」
というつもりは、
さらさら、、、ないのだが、、、、
「リスクと、それに伴うコストを、しっかり開示」して、
「それでも、選ぶ」という判断を、国民がするのであれば、、、、、
なんら、、問題はないし、、、、
それも「ひとつの道」、、、、だとは思うが、、、、、
「それ以前」のことが、、、、
噴出し過ぎていて、、、、、
「不信感」が増幅、、、するのも、、、、やむをえない。。。。。
大雨、、、洪水、、、、
こういった「自然災害」による被害は、、、、
とてつもなく巨大で、、、、恐ろしいものだ。。。。。
しかし、、、、、
敢えて言うならば、、、、、、
原発リスクの恐ろしさは、
「大雨被害」の、比ではない。。。
もうちょっと、まともな情報の出し方、、、ロジックの組み立て方を、しないと、、、、、
まず、、、「議論」にも、、、、ならない。。。。。。