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野村明大(ytvアナウンサー)『野村明大の徒然なる道』

原発について考えること

まず、

「原発」の安全神話が崩壊したこと。

これは、
皆が同意すること。。。なのでしょうね。

で、今後、
「原発に依存するのか?しないのか?」


とてもではないが、
簡単に結論が出せる問いでは、ない。

少なくとも、
わかったのは、

「原発が、安価なエネルギー創出手段かどうかは、実際のところ、分からない」ということ。

今後、
検証を進める中で、

原発依存の場合の「コスト」が、


今まで考えていたよりも、
相当、「高く」なることは、

いまや、「既定」の事実でしょう。


その「レベル」が、
どれくらいに「設定」されることになるのか、、、、???

いまは、誰にも、分かりません。。

原発の「推進」過程が、
徐々に明らかになっていくに従って、
白日の下にさらされつつあるのが、

以下の点。

たとえば、

「産官学の、もたれあい構造」
「都合の良い『想定』」
「結論ありきの、数字調整」
「難解な技術論先行で、一般国民の安全を、実は置き去り」
「一般国民への説明は、『作る=安全、安心、安価』の、事実と反するワンワード」
「一般国民に対し『真のリスク』説明放棄」
「些末な点では『安全側』をとり、俯瞰では『えいやー』で決める非科学性」
「お墨付きを与え続けた御用学者」
「技術論が難解になる中で、限られた『ムラ』の住民の思惑どおりに進む『構造』の構築」


これら全てを列挙してみて思うのが、


「あれ、、、これって、、、全部、、、、、

 何かのときに、指摘されていた問題点ばかりじゃなかったっけ???」

そう。

どの分野の公共事業でも、
「似たり寄ったり」の「構図」が、実はある。。。

しかし、


分野によっては、、、、

「国民の命に切迫する」。。。。。。


未然に防止するためには、

目下のところ、


「技術者」「専門家」の

「良心」「危機意識」「当事者意識」「想像力」に期待するしか、、、、

ない、、、、

極めて「あやうく」「もろい」現状ですが、、、

これが、現実、、、なんですね。。。。

投稿者: 野村明大 日時: 2011年04月17日(日) |

アナウンサー