徒然なる「意見」私の友人から…
先月26日のエントリを受け、
私の信頼する友人から、
以下のような文章をもらいました。
本当に、考えさせられる内容が多いので、
引用転載したいと思います。
以下
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ご指摘のとおりで、
橋下知事のやり方は、絶妙だと思いましたよね。
それに引きかえ国交省の八ツ場ダム、
日本学術会議に話を振ったが、
あれでケリがつくとは到底思えない。
だってモデルの組み方なんて、所詮は前提の置き方だから。
にもかかわらず、とりあえず学界にボールを投げ、
それを受けてしまう学術会議。。。
実際に話を振られた委員の先生方は正直辟易。。。
釈迦に説法ですが、
最後に決めるのは、政治家ですよね。
その判断材料を手渡すのが、行政。
でも、その関係が逆転してしまっていたのが
しばらく前までの日本で、
日本の官僚は優秀だから、それで国が成り立っていた。
しかし、バブル崩壊後、
「ない袖」は振れなくなって、
真の意味での政治 = プライオリティの付け方、損得の配分
が問われるようになった。
要するに、八方美人ではうまくいかず、喜ぶ人もいれば怒る人もいる、
そういう時代になった。
生活水準が上がり、価値観も変わる中で、「環境」等々を重視する人も増えた。
そうした中で、これから先の行政はどこへ向かうのか。
ごく一部の政策部門でいいから、
「昔はこれでうまくいっていたのですが、今は時代に合わなくなりました」
(←実は十年以上前から時代に合っていない)
と言う勇気を持って欲しい。
その勇気を後押しするのが政治家だと思うし、
(与党が前政権を批判するのではなく)官僚が率直に政策をレビューして
改善していける体制を組むことが
政権交代の意義だと思うのですが、
なぜか与党内でのゴタゴタばかりがクローズアップされる。
どうにかしたいものです。
結局、何をどうしたいのか、がハッキリしないのだと思います。
政治家も、官僚も、民衆も。
コメント
残る手段は「権威」の復活か、それとも・・・。
投稿者: (*´∀`) 日時:2011年03月04日(金) at 18:06