◇徒然なる「半狂乱」の捜索…
半狂乱に近い形で、
「うー」を、捜し回る、
母親と、男児「はぁ」。。。。
川沿いを小走りに、捜索しながら、
思わず、、、、川の中を、、、、、みやります。。。。。
「うーちゃーーーん!! うーちゃーーーーん!!」
川の中からでも、
返事があればいいのですが、、、、
返事は、、、ありません。。。。。。
どんどん、、、、薄暗く、、、なってきて、、、、、、
男児「はぁ」は、、、、、派手に、、、、、、すっ転びました。。。。。。
ズボンをはいていましたが、
すそをまくり上げると、
ど派手に、、、、、擦りむいて、、、、、、
真っ赤に、、、、大きく、、、、出血しています。。。。。。
通常、、、、4歳児なら、、、、、
「うぇ~~~ん!! うげぇ~~~~ん!!」と、
派手に、、、、泣き叫ぶ、、、、、レベルの傷。。。。。
しかし、、、、
尋常ならざる「空気」を感じ、、、、、
4歳児「はぁ」は、
すっくと立ち上がり、、、、
泣こうともせずに、、、、
再び、、、、、捜索を、、、、すぐに、、、、、続けようとするのです。。。。。
けなげ。。。。。 (親バカですが…)
母親も、、、、
男児「はぁ」の、
足の「激しい出血」を、かまったり、心配したりする余裕は、、、、
全く、、、ありません。。。。。。
とにかく、、、、、女児「うー」は、、、、、、
「いないのです!!!」
そこに「いる」人間の
ちょっとした「出血」を、
心配している余裕は、、、、、ないのです。。。。。
4歳児「はぁ」も、
そんな「尋常ならざる空気」を、敏感に感じ取って、、、、、
泣き言ひとつ、、、言わない、、、、、
これは、、、ひとつの、、、、成長で、、、、あります。。。。。
もう、、、、日は落ちて、、、、、
薄暮から、、、、「真っ暗」に、、、、、ちかい状態に、、、、、なってきました。。。。。