徒然なる「槇尾川ダム」&橋下知事・意見書提出のポイント
きょう。
河川整備委員会から、
橋下知事に対し、
「槇尾川の治水」についての「意見書」が、提出されます!
私が考えている「ポイント」は、以下。
1)きょう17日の「知事への意見書提出」の際、
委員長から知事への進言は、どういったニュアンスになるか?
(私は、これまで全審議を聞いてきて、
2日の委員長案の「脱ダム案でやむなし」は妥当だと受け止めていましたが、
保留派が相次ぎ、「脱ダム」が多数だけれども過半数には至らず。という結果になりました。
一方、「ダム案」の弱点については、結局、時間的制約?もあり、
ほとんど審議すら行われていません。
この状況下で、知事への進言は、「両論併記」的なニュアンスでなされるのか?
それとも、どういったまとめ方を委員長がされるのか?
是非、注目したいと、考えています。)
2)知事の「超過洪水」に関する誤解?は、正されるでしょうか?
(「知事の記者会見」での発言から推察するに、
どうやら知事は、
80ミリ、90ミリなどの超過洪水に対しては「ダム案」のほうが、BCなどの面から「優位」と
思い込んでいるように、見受けられます。
我々も、引き続き、質していかなければならないと考えていますが、
そもそも、この問題は、
前々回の9時間議論でも、もっとも白熱した「重要ポイント」だと、私は、理解しております。
超過洪水について、BCなどの面で、
「ダム案優位」と「脱ダム案優位」とが、どこまで行っても結論の出ない
ハナシであるからこそ、
委員長は、
ここの部分を「棚上げ」にして、「コスト面」「環境面」から「脱ダム案妥当」と文章化しました。
が、橋下知事は、
9時間の議論を欠席し、河川室からのレクを受けた上で、
「超過洪水」に関しては、
「ダム案」のほうが「優位」なんだと、頭から信じ込んでいるような発言を、
しています。
「ただ、あくまで、ダム案が優位なのは超過洪水についてだから、そこの部分を考えると、
脱ダム案との比較で悩むのだ」というのが、知事の発言から読み取れる「ニュアンス」です。
きょう、整備委員会側から知事サイドにボールが返され、
最後は知事が最終判断されるのは、それはそれでよいことだと、思っていますが、
そこの部分を「誤解?」したまま「最終判断」されるのは、
それは、あまりにも「違う」と、私は、考えます。
もちろん、我々のほうでも、そこは、今後も、きちんと質していくつもりですが、
(「誤解疑惑?」の記者会見には、残念ながら、私、出席できませんでしたので…)
9時間の審議なども経た上で、
「超過洪水のBCの面で、両案の優位劣位を結論付けるのは無理」とした
そもそもの委員会の立場について、
きょう、今一度、委員長から知事に、
何らかの表現で、きちんと、伝えられるのか否か?
そこの部分に、注目したいと、考えています。)
以上2点。
どうなるでしょうか? 注視し、また、ご報告いたします。
コメント
橋下さんのトップセールスは
府内の公共事業だったってところが
将来、きっと、笑いのツボにハマルポイントになるのかもしれませんね。
投稿者: (・e・) 日時:2010年11月18日(木) at 01:25