徒然なる「菅さん」と小沢さんの間についた差
きのうから
「どのくらい」差がつくか、注目していると
申し上げてきました。。。
結果は、、、、、
「予想外の大差」という第一印象も。。
ただ、
党員・サポーター票に関しては、
約14万票vs約9万票。
この比率が、
「民主党員・サポーター」という条件付での「民意」
ですね。
事前に
大手メディアが何度も報じた
「圧倒的に、菅さん支持」という民意とも
かなり差がありますし、
かといって、
一部ネット上で
はじき出されていた
「小沢支持多数」という「民意」とも
随分、ずれがあります、、、、というか、、、、、真逆です。。。
結局、、、
事前の「民意リサーチ」で、
この「比率」を明言していたものは、
私の知る限り、
なかったように、、、思います。。
14:9→5:1(15:3)にされてしまうのが、
「総取り方式」=「小選挙区方式」といってもいいかと思いますが、
その「怖い」ところで、、、、
「死に票が、とにかく多い」。
これが、
この方式の「決定的な欠点」といわれていて、
そんなことは、中学の「公民」で、教科書に書かれていることです。
にもかかわらず、
開票直後、、各テレビ局では、
一斉に、
「事前の世論調査を忠実に反映した投票行動・得票結果」などという
「間違った」(と言い切っていいと思います。これに関しては)論評がなされ、
いつ、
「得票数が、正確に、獲得ポイント数に反映されない」
至極当たり前の事実を、
誰が、どのような形で、指摘するのだろうか??
あしたの新聞まで待たないといけないのだろうか??
と、
半ば、
現状の日本のメディアの「分析能力」に、絶望的な気持ちになったのも束の間、、、、
開票から一時間が経つ頃には、
徐々に、
その「ラグ」を指摘する人たちも、
各局で現れはじめ、
我々讀賣テレビの「ten!」でも、
出演者がきちんとその点を指摘し、
「日本のメディアの分析能力」も、
そこまで絶望的ではないのだと、ちょっと、ほっとしたりした次第です。。。
この機会に細々ながら申し上げさせていただくならば、
「小泉郵政選挙」のときの「自民党大勝」も、
「政権交代選挙」のときの「民主党大勝」も、
「参院選挙」における「一人区での、どちらかの党の大勝」も、
すべて同じ構図で、
「そこまで、得票数には開きはない」のに
「議席数は、えげつなく、開いてしまう」のです。
これが、
こういった形の選挙の「最大の欠点」であり、
そんなことは、
30年前の中学の社会の教科書にも、
明記されていることであります!! 何度も言いますが。。。
ただ、
それを承知で、
そういった制度を導入し、
また、
ここでは触れませんが、
「メリット」もあるのですから、
今、
すぐさま、
「このシステムは、おかしい!
すぐ変えるべきだ!!」
などと主張する気は、さらさらないのですが、、、、
ただ、
一票を持つ有権者としては、
当たり前のように、知っている必要があると、思っています。
この「システム」の「欠点」については。。。
ましてや、
メディアで働く人間は、
もっと当然に、、知っておくべきこと、、、だと思っています。。
自分の属する業界への「自戒」の念も込めて、
ちょっと、、、そんなことを、、、思ったもので。。。
コメント
時間が無いということはわかりますけど
あまりに小沢派を追い詰めすぎて
結果、党を分裂させてしまったら・・・
それこそ、マスコミの人達が望まない旧体制への逆戻りっすよね・・・。
大衆迎合は金になるけど
実はかなり危険なことっすよね・・・。('A`)
投稿者: (・e・) 日時:2010年09月15日(水) at 12:04