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野村明大(ytvアナウンサー)『野村明大の徒然なる道』

大都市制度の議論

橋下知事は、

「大阪都」にすることが、

「大阪復権」への近道! と主張しています。

きのう、

府が諮問する「有識者会議」が、


「大都市制度のあり方」を議論しました。


そこでは、


いろんな「鋭い」指摘が、出ていました。

一例。。。。。


「経済発展を促すために、

 大阪をひとつにしたいのか?


 それとも、

 政治的に選ばれた〝知事〟の意向をスムーズに実現させる為に、

 大阪をひとつにしたいのか?

 もし後者なのだとすれば、


 今、橋下知事は〝大阪を経済成長させるべき〟と主張する知事だが、


 今後、

 〝経済成長させる必要はない〟と主張する知事が就任したらば、

 
 今度は、

 逆の方向にいってしまうが、それでもよいということか??」

鋭い指摘だと思います。

たぶん、橋下知事は、

 「経済成長が必要がないという知事を選んだ場合、

 それは、府民の責任であって、

 
 それならばその意思を、スピーディに実現できるようにするのが、

 あるべき姿」

とこたえるだろうな、、、、、と思いながら聞いていたのですが、、、、、、、

(今度、直接、確認してみようと思いますが…)

要するに、


 「日本という国のシステムは、

 〝劇的に変わらない〟ように作られている」


だから、

「劇的によくするのも難しいし、劇的に悪くするのも難しい」


これは、

以前に、

鳥取県の片山元知事にお話をお聞きしたときに

 おっしゃっていたことの〝受け売り〟なんですが、、、、、

「なるほど」と思った記憶があります。


とはいえ、

橋下知事が言うように、

「スピード感不足」のために、

各所で〝滞り〟が出始めている、、、、印象があるのも、、、、また事実。。。。

片山先生も、

同時にその部分も指摘していらっしゃいましたが、、、、、、


さあ、


「何があるべき姿」なのか??


大変難しく、哲学的な問題です。

橋下知事が、

果敢にも、

その〝難問〟に「解」を出そうとしている、、、、、

その「ガッツ」には敬意を評し、評価しますが、、、、


「難問」を「スピーディに」

 解くことは、本当にできるでしょうか。。。。

投稿者: 野村明大 日時: 2010年04月23日(金) | コメント (1)

コメント

何事にも
極端な変化には
極端な圧力がかかりますね。(笑)

投稿者: (・e・) 日時:2010年04月23日(金) at 23:31

アナウンサー