(18)徒然なる「監督」侍ジャパンの名将
続き物です。まずは(1)から。
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原さんからの「聞き取り」に答える中で
私が感じたことが
何点か、ありました。
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まず一点目。
原さんが
オリックスの1人1人の選手について
大変お詳しく
よく分析もされていたこと。。。。
もちろん、
ひょっとしたら
それは
プロの解説者として
当たり前の姿なのかもしれません。。
でも、
私にとっては、
毎日
巨人戦を中心に
解説を生業(なりわい)とされている
原さんが
それほどまでに
オリックスのことを
熟知し
よく見ていらっしゃることが
率直に、驚きでした!
多くの解説者の方は
もちろん野球には造詣が深く
よく見ている「チーム」
(たとえば、自分の出身チームなど)
のことについては
プロならではの知識と分析を持ち合わせていらっしゃいますが
他チームのことについては
そんなに
ありとあらゆる情報を持っているわけではありません。
それでも
プロならではの目で
試合の放送に行けば
「この選手は、いい選手だ」
「今のプレーは、こうだ」
という知見を披露されるものですし、
視聴者も
それで十分、満足できるものなんだと思います。
しかし、、、、
原さんほどの方が
そのレベルをはるかに上回る「向学心」を持って
知識を蓄えていらっしゃることに
感銘を受けたのが、一点。
二点目が、
野球に対する造詣でも
深みでも
原さんとは(もちろん、言わずもがなですが)
天と地のレベルである
私のような1リポーターに対して
「生で、何試合もオリックス戦を見ている」部分を
最大限に評価し、
「取材の内容、印象」を
「聞くに値する」と判断して下さったこと。
聞いたその情報は
また
原さんレベルで
取捨を判断されるにしても
少なくとも
まずは話は聞いてみよう、という
その積極的な姿勢に
感動しました。
そして最後にもう一点。
初対面の私に対し、
打合せの挨拶のときに、
名前を覚えておき
「野村さん」
と
名前で呼びかける心配りを
して頂いたこと。。。。
原さんほどの方であれば、、、、
当然、初対面の私に対して、
「オリックスは、どうなの?」
と
いきなり問いかけて頂いて然るべきですし
(むしろ、それが、自然です。
年齢も、野球業界における立場も
天と地、、ですから。。。)
もちろん
こちらも
聞いてもらったことを光栄に思いこそすれ
不満に思うはずもないのですが、、、、
たぶん、、、
原さんの中では、、、、
「若僧の1局アナであっても、
何かを聞く以上は、
名前できちんと呼びかけてあげるのが礼儀」
といった類の
強固な信念が、おありだったのでしょう。。。
にしても、、、、、
とにかく私、、、
原さんほど
「太陽」のように生きてこられた「スター」が
そういった
心配り、礼節のようなものを
あれほどまでに重んじられることに
大変、感動したのです!!
あの日以来、、、、、
実は、、、、
私、、、、
阪神ファンとしては不覚ながら、、、、(笑)
大の「原辰徳」ファン、、、、、
なんです。。。。。
そして、、、、
今回のWBCでの監督の雄姿を見るにつけ、、、、、
若き代表選手たちに
原さんのあの「気配り」「目配り」「心配り」で
爽やかに接されていたんだろうなぁ、、、、と
勝手に想像し、
思いを、馳せた(はせた)のであります。。。。。
以上、大変、長きにわたり
私の呟き(つぶやき)にお付き合いいただき、
ありがとうございました!!