徒然なる「ぶら下がり」首相と知事
首相が辞意を表明したのは、もう一昨日のことになりますね。
新聞報道でしか確認できていないのですが、
首相は、
「辞任表明後の
〝ぶらさがり〟は
行わない」旨
表明しているとのこと。
もしこれが事実であれば、
大変残念な意向だと
一取材者としては、感じます。
〝ぶら下がり〟とは、
被取材者に対し
報道陣が
いわば
「ぶら下がる」ような形で
周囲を取り囲み、
インタビューを行うような
取材形態のことを指して
そう表現することが多いのですが。。。。。。
(よくテレビで見かける
〝あれ〟です)
通常
毎日行われていた
「記者に対する
〝ぶら下がり〟取材の対応」を
首相がやめる背景には
いろんな理由が、どうもあるようです。
詳しくは、
あちこちで報じられていると思いますので
差し控えますが、、、、、、
わたくし個人の意見としては、
「一国の長たるもの
日々
起きている
動いている
国内外の諸問題について
常に
「どう対応していくつもりなのか」
国民に対して
積極的に説明しようとする
姿勢を見せる必要が
あるのではないか??」
と、考えております。。。。。
たとえ明日
その職を退くことが決まっていたとしても。。。。。。。
私は、
権力を与えられている公職についている方の
それは、
最低限の役割だと思います。
もっとも、
「どのレベルの頻度で意思表示を発信すべきか?」
という
「度合い」の問題は、
実は、とても難しい問題ですよね!
「1日1回で十分だ!」
「いや、1日2回は必要だ」
「そもそも、週に一回、あとは緊急時のみでいいんじゃない?」
いろいろ、
意見は、分かれるところだとは思います。
ただ、
公権力を持つ方は
「24時間365日
〝聞きたい〟なら、
いつでも〝答えます!〟」
くらいの
「気概」は、
持っていてほしいなぁ!!
と、個人的には思いますが。。。。。
ちなみに、
内容の是非、賛否は
人によって
意見の分かれるところかもしれませんが
私が
「橋下知事は、すごいなぁ、、、」と
感じるところのひとつは、
とにかく
そういった
「情報発信」
「自分の意思の発信」に対しては
異様に積極的なところです。
「記者が聞きたい質問がある限りは、
物理的、時間的な制約が許す限りは
いつまででも答えてやる!」
という気概、オーラが、
びしびし、伝わってきます。
そのかわりに、
知事が「くだらない」と考える質問に対しては
挑発的に応じ、
会見場が
「口論の場」になるなんてことも、
ちょこちょこありますが。。。。。
追記)
しかし、
首相がこのまま
首相の座を退くまで
本当に、
「ぶら下がり」に応じない
となれば。。。。。。
再三書いて恐縮ですが、
「福田首相最後の
ぶら下がりインタビュアー」は、
私だったことになるわけであります。(笑)