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”危険”って・・・。
昨日のミヤネ屋でもお伝えした、福岡で3人の子供が犠牲になった
飲酒事故の地裁判決。危険運転致死傷罪が適用されるハードルが
高いことが、改めてわかりました。
以前、ミヤネ屋で”0からの風”という映画をご紹介しました。
無免許な上に飲酒運転をしていた若者に、大学に入学したばかりの
一人息子を奪われた女性が、あまりの刑の軽さに憤りを感じ、仲間と
ともに厳罰化へ向けて署名活動などを行うという、実話に基づいた
お話です。スタジオに塩屋監督とモデルとなった女性(ここでは
お名前はだしません。)にお越しいただいて、お話を聞きました。
ある日突然、サヨナラも言わずに大切な人を奪われる悲しみ、怒り、
そして(飲酒運転は決してしませんが)車を運転する限り加害者に
なることもあるということ。どちらにしても、自分の立場だったらと
想像すると、全身が氷に包まれるような寒気を感じました。
映画のモデルになった女性も含む皆さんの努力によって新設された
この法律が今後どう適用されるのか?しっかり見守っていかなければ
と思います。もちろん、福岡の地裁判決が今後、高裁に進んで
覆ることがあるのかということも。
もっともっと書きたいことがあったのですが、なんだかうまく
書けないので、今日はここまでにします。
車や自転車に乗る人も歩行者も、気をつけてくださいね。
コメント
興味深い内容ですよね。法律ってのは「被害者の為」ではなく「人間は法の元に平等である」ってのがひしひしと伝わりました。法律がどうこうより社会通念上どうであるか!って考え方をしないと被害者は納得出来ないですよ、やられ損です!!!
投稿者: 代表取り締まられ役 日時:2008年01月09日(水) at 21:52
求刑どおりでも被害者の深い悲しみは癒されることは無いのはわかってるのに…悔しい。
陪審員制度なら違ってたでしょうね。
投稿者: はまぁ 日時:2008年01月10日(木) at 12:48
この度の福岡の件については、納得できないと感じている人が多いと思います。自分が感じたのは、いまだに法の世界では、過去の判例と加害者にも人権はあるという考えに縛られたものから抜けられないのだなということです。泥酔していた証拠がなく、故意に危険なハンドル操作をしたものでもない...?本当にそういう解釈でよいのでしょうか?飲酒運転によって大切な命を奪われた人たちの努力は全く報われていないというのが現実でしょうか。これから高裁の判決に注目したいところです。
投稿者: くるりん 日時:2008年01月11日(金) at 12:53