今回、24時間テレビを担当するにあたって、一人の男性に取材をさせていただきました。
その方は、有馬圭亮さん。
有馬さんは、4歳からピアノを始められましたが、大学三年生の頃、右手に違和感を覚えたそうです。
診断の結果は・・・「局所性ジストニア」。
日常生活に支障はないとのことですが、繊細なタッチが求められるピアニストとしては、致命的な病でした。
しかし、有馬さんはその後、左手だけで演奏する「左手のピアニスト」として、演奏活動をされるほか、両手用の曲を片手用に編曲したり、片手のピアノを生徒さんに教えられたりと・・・さまざまな普及活動をされています。
今回ご自宅にお邪魔し、お話を伺いました。
有馬さんのユーモアあふれる、しかし誠実なお人柄、また、その演奏のすばらしさに、心を打たれました。
片手での演奏とは思えない、音の重なり。
今回の24時間テレビでは、有馬さんに当日、生演奏をしていただきます。
ホッと心が温かくなるような、そんな演奏を、ぜひご覧ください。
8月27日(日)午前11時27分頃からの放送です。