今年もハワイのワイアラエCCで開催されたPGAツアーの"ソニーオープン・イン・ハワイ"に行って来ました。
ジャスティン・トーマス、ブライソン・デシャンボー、ジョーダンスピース、マット・クーチャー、イアン・ポールター、
アダム・スコットなど世界のスター選手達に加え、
松山英樹を始め、池田勇太、2018年賞金王の今平周吾、小平智、稲森佑貴、星野陸也ら、
日本人選手もこぞって出場しました。
私が松山の練習を見ていると、松山と私の間を行ったり来たりする人物が。
誰かと思えば世界ランク4位のジャスティン・トーマス。
夢のような光景ですが、これが当たり前のPGAツアーです。
(チーム松山です。PGAツアーは2017年より試合中の写真や動画撮影、
SNSなどでの拡散が解禁されています。)
優勝は40歳のマット・クーチャー。
日本人選手の最上位は今平の33位タイ。松山は51位タイでした。
クーチャーは2日目から首位を守り、最後は2位に4打差をつけ、
通算22アンダーの圧倒的な強さでした。
マット・クーチャーとは2014年のこのソニーオープンで、
私がキム・ヒョンソンのキャディーとしてPGAツアーデビューをした大会の最終日に
同じ組になり、一緒にラウンドしました。
当時の様子↓↓
www.ytv.co.jp/blog/announcers/ozawa/2014/04/%EF%BD%90%EF%BD%87%EF%BD%81ツアーデビュー%EF%BC%96.html
その時、途中で優勝争いから脱落したクーチャーとヒョンソンは違う選択をしました。
最後までリスクの高い攻めのゴルフを貫き順位を65位まで落としたヒョンソンと、
確実に上位に入る様にリスクの少ないプレーに徹し、8位タイをキープしたクーチャー。
どちらの選択も間違いではないですが、結果が全ての世界で、このクーチャーの戦略には、
やはり失敗も含めた沢山の経験を積むことが大事なのだと思い知らされたものでした。
そして、23歳のPGAツアールーキー、キャメロン・チャンプと。
昨季の下部ツアーでのトータルドライビングディスタンスが何と343・1ヤードでダントツのトップ!!
PGAツアーでのトップがローリー・マキロイの319・8ヤードですから、
(ちなみに日本のトップは額賀辰徳の302・93ヤードです)
驚異的な数字です。
PGAツアー参戦2戦目で早速の優勝も果たしており、これからが楽しみな選手です。
今年も世界の舞台での数々のスーパープレーに魅了されました。