芸術の秋です。ミュージカル鑑賞に続き、美術鑑賞。
現在大阪市天王寺公園内の大阪市立美術館で開催中の
"ルーヴル美術館展"に行って来ました。
今回のテーマは「肖像芸術、人は人をどう表現してきたか」
古代エジプトの棺に由来するマスクから、クレオパトラ、ローマ皇帝、ルイ14世、
ナポレオン、マリー・アントワネットなど、
記録の為、力誇示の為、イメージを広める為、色々な目的で創作された
"顔"の絵画や彫刻がずらり110点展示されています。
特に"戴冠式の正装のナポレオン1世"の彫刻は迫力満点で、
マントの裾の皺まで生命力に溢れ、今にもナポレオンが動き出しそうでした。
幾度となくパリのルーヴルを訪れた際に、
否が応でも目に飛び込んでくる幅10メートル高さ6メートルの
"ナポレオン1世の戴冠式と皇妃ジョセフィーヌの戴冠"の絵を見ても、
どこか抽象的だった戴冠式の光景が、
今、すぐ目の前にある様な、そんな気持ちになりました。
自分の顔を"アルコレ橋のボナパルト"のナポレオンの顔の部分に合成して、
写真が撮れるコーナーもあります。
鑑賞後、私もナポレオンに変身しました。
意外と違和感がありません・・・。
自分が"ルーヴルの顔"のポスターのセンターになれるようなパネルコーナーも。