先週末、阪神金本知憲監督の講演会をお手伝いさせて頂きました。
兵庫県三田市を本拠地としている「兵庫ブルーサンダーズ」（独立リーグ）の監督に、阪神で長きに渡りトレーニングコーチを務めていた続木敏之さんが就任したことが縁で、三田市商工会で金本監督が講演会を開催する運びとなりました。
演目は「阪神タイガースの２０１７年と若き挑戦者達へ」。
まず今年の阪神について金本監督は、個々の技術的なレベルアップは勿論のこと、チームを引っ張っていく存在の出現を待望していました。「北條なんかはその素質はあるのだけど、まだ成績が伴っていないから少々遠慮しているところがある。」と話していました。
また、当日来場された沢山の夢溢れる少年野球チームやプロ野球の世界を目指す兵庫ブルーサンダーズの"若き挑戦者達"に向けては、
「自分は短所を伸ばして長所も伸ばしたタイプ。打撃が好きだったのだけど、苦手の走塁と守備を徹底的に鍛えて伸ばすことに取り組んだら、打撃も比例して伸びて行った。逆のタイプの人もいるだろうけど、やっぱり短所も避けずに改善しながら、長所を伸ばしていかないといけないですね。」
更に、「プロ野球を目標にしているなら、プロになって喜ぶのではなく、プロになってからどういう活躍をしたいのかを今から考えて練習に取り組んで下さい。プロになったことで満足し、そこで終わっていく選手が山ほどいます。それでは駄目ですから。」と。
最後に金本監督は「私自身、監督就任２年目の今年も優勝に挑戦してく挑戦者。今日ご参加頂いた皆さんも日々の目標に挑み、その目標が達成できるよう頑張っていきましょう！！」とメッセージを送りました。
若き挑戦者達は憧れの金本監督からの言葉に目を輝かせていました。
キャンプインまで１週間。待ち遠しいです。