学生アメリカンフットボールの日本一を決める
全日本大学選手権への西日本代表校決定戦
予想通り【関西学院大学vs立命館大学】
弊社が中継したリーグ最終節と同じ顔合わせとなりました。
前回と違い、今回は立命館が優位に試合を進めましたが、
関学の見事なまでの落ち着き、クロックマネージメント力、選手の遂行力もあり、
2点を追う関学は、試合残り2秒からFGトライ...
成功した瞬間、時計は0となり、逆転サヨナラ勝利!
3年連続西日本代表校となりました。
関学キャプテン#10光藤選手は、
同校史上68年ぶりとなる主将とQBを兼任した1年。
学生日本一の主将まであと1勝...達成してこそ苦労は報われますね...
一方、敗れた立命館の#78安東主将は、人間味に溢れるナイスガイでした。
昨季までのレギュラーが大勢卒業し、大舞台の経験者が少ない1年...
合言葉「パッション」の下、チーム一丸となって成長してきました。
来季、立命館の選手は全員甲子園を知らない世代になってしまいますが、
安東主将の想いも受け継ぎつつ、この瞬間から【打倒関学】が始まりました。
春の定期戦で悪質なタックルを受け、社会問題にまで発展...
関学の鳥内監督以下、全スタッフは
『競技本来の面白さ、真剣さ、正々堂々と勝とう!』と日々を過ごしてきました。
それを証明するまであと1勝です。
悪質タックルの被害者であるQB奥野選手
この試合では3つのインターセプトを喫しながらも、
最後の最後、ここぞのシーンでは素晴らしいパスを通しました。
一部の大人達の私利私欲に屈することなく、悲願を成就するまで、
彼にとってもあと1勝です!
東日本代表校は強敵早稲田大学と決まりました。
学生スポーツの全日本選手権において、
アメフトだけは、なぜか東日本vs西日本の図式が残っています。
西日本の新たな取り組みが先日発表されましたが、
その件については、また後日、述べたいと思います。