今月８日、日帰りで高知へ出張してきました。
目的はこの人に会うために...
阪神を退団し、海を渡ってＭＬＢカブス→レンジャーズ
プロ野球人として天国も地獄も味わった男：藤川球児選手です。
レンジャーズを自由契約になり、去就が注目されましたが、
まさかの独立リーグ四国アイランドリーグplus高知ファイティングドッグス入り。
その入団会見へお邪魔してきました。
早朝番組「す・またん」でも放送させて頂きましたが、
インタビューをした中で、彼の口から『家族』というワードが何回も出てきました。
プロ野球人である前に、ひとりの人間であり父親であることを何よりも優先したい球児。
阪神の選手だった肩書きがなくなり、ＭＬＢに所属して最初に思ったことが、
ＭＬＢの選手はまず何よりも「故郷を想う・故郷に還元」だったそうです。
それは契約内容にも表れていました。
★チームとは１試合毎の契約
★無報酬
★自身登板時の興行収入の一部を寄付
ここからは、彼とはドラフト指名直後からの付き合いがある私の推測です...
トミージョン手術というじん帯移植手術明けで復帰した今季。
術後の状態は万全ながら、ＮＰＢに所属すると１１月末までの拘束となること、
四国アイランドリーグは８月からが後期リーグスタートであることなどを考えると、
「故郷：高知に何ができるか？」
「これまでできなかった家族と夏を過ごす絶好の機会」
「手術前のひじの状態へ段階を踏めること」などなど...
球児にとって色々な意味でタイミングが合ったのだと。。。
ジャンプして高く飛ぶ前には、かがまないといけませんからね。
今後、彼が投げる場所が、再びＭＬＢなのか？ＮＰＢ復帰なのか？
【自分を本当に必要としてくれるところへ行きます』
と言う彼の決断を私はいつまでも応援し続けます！
なお、２０（土）に有料観客試合で高知のファンの前で先発登板を果たした球児投手。
この目で直接取材はできませんでしたが、ニュースの映像を見る限り力入っていましたね。。。
でも、これだけ注目を集める決断をして、自分自身にプレッシャーをかけたわけですから、
平常心で臨めと言っても無理なはずです。
次の登板からが藤川球児の新しい野球人生の始まりになります。
高知（土佐）滞在時間がほとんどなかったのですが、
帰りの飛行機を待つわずかな時間で「天ぷらとドロメ」を頂いた'とさ'